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【UFC】デュ・プレシ、“鼻大流血”ストリックランドを返り討ち勝利！打撃戦を制しV2

2025/02/09（日）UP

デュ・プレシ、ストリックランドを返り討ち勝利！＠UFC

TKO
『UFC312』
2025年2月9日（日本時間）豪州シドニークドス・バンク・アリーナ
▼ミドル級タイトルマッチ
○ドリカス・デュ・プレシ（南アフリカ／王者）
判定3-0 ※50-45×2、49-46
●ショーン・ストリックランド（米国／挑戦者）
※デュ・プレシが2度目の防衛に成功

　デュ・プレシはキャリア22勝でUFCでは8戦全勝。勝利のうち20勝がフィニッシュと高い決定率を誇り、9KO・11一本と立っても寝ても試合を決められる力を持つ。前戦となる昨年8月の初防衛戦では、元王者のイズラエル・アデサンヤから一本勝ちを収めた。

　今回対戦するストリックランドとは昨年1月に激突。その時は挑戦者の立場で、ストリックランドと大激戦。スプリットの判定勝利を収め、王座を戴冠した。しかし甲乙付け難い接戦と、勝利したデュ・プレシの方が顔を大きく腫らしていたこともあり、再戦を望む声が多く上がっていた。

　一方のストリックランドもデュ・プレシ戦後、タイトル戦経験者でランカーのパウロ・コスタを撃破し、タイトル再挑戦に相応しい戦いぶりを見せている。

　1R、ストリックランドはジワジワと前進しながら強いジャブを連打。デュ・プレシはカーフ、ハイキックを放ちながら攻撃を散らす。

　2R、ジャブと前蹴りを繰り出すストリックランド。時折、右のオーバーハンドも放つ。デュ・プレシはカーフ、ハイキック、ワンツーを放つと、ストリックランドが口を切ったか、出血が見られる。ダメージでは、デュ・プレシが若干上か。

　3R、ジワジワと距離を詰めるストリックランドに対し、フルスイングのフック、左ミドルと攻撃の数で上回るデュ・プレシ。しかし終盤ストリックランドがジャブから右ストレートでクリーンヒットを奪う場面が増える。

　4R、デュ・プレシの右ストレートがビッグヒット！ストリックランドが真っ直ぐに下がり、鼻付近から大量の血が。これで鼻が折れたか。デュ・プレシは仕留めようと前に出るが、ストリックランドも必死に抵抗。再びデュ・プレシの右ストレートがヒットすると、ストリックランドはあからさまに嫌な表情を浮かべる。

　5R、鼻が大きく腫れているストリックランド。これまでのような圧力はない。デュ・プレシは仕留めようと前に出て、パンチ蹴り全てフルパワーで攻勢。

　判定3-0でデュ・プレシが勝利。再戦で返り討ちにし、2度目の防衛に成功した。

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