王者・岩田翔吉、猛攻でTKO勝利!「人生初ダウン」も、タフな無敗挑戦者を撃破
7月20日(月・祝)、東京・両国国技館で行われた『U-NEXT BOXING.6』の[WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ]では、王者・岩田翔吉(帝拳)が、同級1位エリック・バディージョ(メキシコ)を11回 1分13秒、ロープに追い詰め連打でTKO勝利。4回には「人生初ダウン」を奪われるも、初防衛に成功した。
【フォト】岩田のTKO勝利の瞬間、岩田の人生初ダウンの瞬間も
岩田は2024年10月にWBO同級王座を獲得し、今年3月にはWBC王座を手にした世界2冠経験者。今回はWBC王座の初防衛戦となる。バディージョは19勝(8KO)無敗の1位挑戦者で、初の世界戦に臨む。
■岩田、人生初ダウンも猛反撃!11回にTKO勝利
試合は、サウスポーのバディージョが前に出るが、岩田は軽快なステップから的確な右ストレートを当て、さらに右ボディも叩き込む。
4R、次第に岩田が前へ出て、打ち合いの様相に。するとバディージョがコンパクトな左フックをヒットさせ、岩田が倒れる。岩田はすぐに立ち上がったが、レフェリーはダウンを宣告した。
4R終了時の公開採点は、3者とも38-37で岩田を支持した。
5R、岩田は鋭い右でバディージョをグラつかせる。6Rには、飛び込んでの右ボディでバディージョを一瞬くの字に。そして8R、左アッパーから強烈な右ボディを連打すると、バディージョが大きく後退する。それでも倒れず、タフさを見せた。
8R終了時の公開採点は、2者が78-73、1者が77-73と、いずれも岩田を支持した。
その後も岩田は上下にパンチを叩き込み、何度もロープ際へ追い詰める。10Rには右を3連続で当てるが、バディージョは倒れずに向かってくる。
そして11R、岩田の右を浴びたバディージョが大きくグラつく。岩田はさらにロープ際へ追い込み、右ストレートで相手のアゴを大きく跳ね上げると、ついにレフェリーが試合を止めた。
■次戦は統一も視野
勝利した岩田は「去年、この両国国技館で本当に悔しい思いをしたので、緊張しました」と胸中を明かし、バディージョを「勇敢で、本当に気持ちのある選手だった」と称えた。
4Rに喫したダウンについては「人生初ダウンだったので、『やべえな』と思ったんですけど、ダメージはなかったので、気持ちはすぐに切り替えられました」と振り返った。
中盤以降に効かせたボディ攻撃については「ずっと練習して、上を当てて下を当てることを徹底した」と、練習の成果だったことを明かした。
今後については「すごく強いチャンピオンが階級を上げてくる話もあって、自分を指名しているみたいなので。IBFの対抗王者にも勝てるように頑張っていきます」とコメント。
これはWBA・WBO世界ミニマム級統一王者オスカー・コラーゾと、ライトフライ級IBF王者タノンサック・シムスリのことと思われる。さらなる強敵との対戦を見据えた。
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