【ボクシング】石井武志、65秒KO勝利で世界王者!強烈ボディから右、相手は立てず…大橋ジム6人目の王者に
9月2日、神奈川・横浜BUNTAIにて行われた[WBA世界ミニマム級王座決定戦12回戦]では、同級2位・石井武志(大橋)が同級3位ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に1R1分05秒、KO勝利。強烈な左ボディから右フックを叩き込むと、元世界王者は崩れ落ち、うなだれたまま立ち上がれなかった。
石井は元プロキックボクサーで、ボクシング転向後は11勝(8KO)1敗。24年にOPBF東洋太平洋ミニマム級王座を獲得し、プロ13戦目で世界初挑戦を迎えた。メンデスは20勝(6KO)3敗2分のサウスポーで、19年から21年までWBO世界ミニマム級王座に君臨した元世界王者だ。
■宣言通り、開始から猛攻
ゴングと同時に石井が勢いよく飛び込み、メンデスはジャブとクリンチで突き放そうとする。
メンデスがボディを返しても石井はものともせず、強烈な左ボディを一撃。さらに頭をつけるように前進しながら右フックを追い打ちすると、メンデスが崩れ落ちた。苦悶の表情でうなだれたまま立ち上がれず、10カウント。
大橋会長が「1Rから勝負をかけていかないと」と語っていたとおり、わずか65秒で元世界王者を沈めた。
石井は声を震わせながら、大橋秀行会長、八重樫東トレーナー、POWER OF DREAMの古川誠一会長、武居由樹らに感謝。「福岡県うきは市という田舎で育ち、小さい頃から身長も一番前で、何の才能もないような人間でした。でも、周りの方に支えられ、一つのことを頑張ればここまでできると証明できて、本当にうれしい。人生で一番うれしいです。最高です」と喜びを爆発させた。
作戦については「八重樫さんから『12Rのフルマラソンをやる。1Rからスタミナを考えずに行け。お前なら持つ』と言ってもらった」と明かし、決着打は「カウンターでボディが入ったので、それで立てなかったと思います」と説明。「今日死んでもいいと思ってリングに立ちました。もちろん、ここからがスタート。ミニマム級には強い選手がたくさんいるので、挑戦していきたい」と宣言した。石井は川嶋勝重、八重樫、井上尚弥、井上拓真、武居に続き、大橋ジム6人目の世界王者となった。
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