【K-1】KOマシン、チャディッド必勝宣言「憧れの城戸に勝つことになるとは思わなかった」
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される新生K-1史上最大のビッグイベント『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』に出場し、城戸康裕(35=谷山ジム)と対戦するイッサム・チャディッド(23=スペイン)が19日(月)都内にて公開練習を行った。
23歳という若さながら戦績は28戦27勝(25KO)1敗とKOが多く、これまで3つのタイトルを獲得しているチャディッドは、気合いのこもったパンチや蹴りをミットに叩き込んでいった。
スペイン人キックボクサー、というと日本ではあまりなじみがないかもしれないが、チャディッドは実はモロッコ生まれで、K-1ヘビー級で活躍した“悪童”バダ・ハリと同じくモロッコ系である。
公開練習後のインタビューで、K-1参戦が決まった時の気持ちを尋ねられると「とても驚いたし、本当に嬉しかったよ」とニコニコしながら語った。「でも、相手の城戸はとても有名な選手だから、緊張感もあるね」
チャディッドは、来日前に送ったメッセージで「城戸にはスペインで会ったことがある」と語っていたが、そのことについて尋ねると「僕の住んでるマヨルカ島でK-1 MAXのイベントがあって、城戸が来たんだ。その時、一緒に写真を撮らせてもらったんだよ。でもまさか、その城戸と将来対戦することになるとは思ってもいなかったね。しかも、僕が勝つことになるわけだからね。テンションが超上がってるよ」と、“憧れのファイター”城戸と戦って勝つ、という考えに興奮を隠せない様子だ。
「城戸はすごく経験値の高いファイターだし、スタイルも変則的だ。だから僕は戦場に行くような気持ちでリングに入る。真っ向からぶつかっていくつもりだから、彼にもそういう感じで来てほしい。勝ちに行くぜ!」と、小細工を弄(ろう)さず正面からの勝負を望んだ。
モロッコの新星がベテランK-1ファイター城戸を食らって日本のファンに強烈な印象を残すのか? それとも歴戦の勇士、城戸が経験値の差を見せつけて圧勝するのか? 興味の尽きない一戦だ。
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