2024/05/03（金）UP
（最終更新：2024/05/14 16:37）

『SukWanchai MuayThai Super Fight vol.10』に、大和哲也、MISAKI、福田海斗が参戦

　6月30日（日）愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される『SukWanchai MuayThai Super Fight vol.10』に、大和哲也（大和ジム）、MISAKI（TEAM FOREST）、福田海斗（キング・ムエ）の愛知県のビッグネームが揃って出場することが発表された。

【動画】大和が山崎秀晃を左フックで衝撃KOする瞬間！

　同大会は15年に第1回大会が開催され、メインは“生ける伝説”セーンチャイ・PKセンチャイムエタイジムが務めた。これまでセーンチャイをはじめ、スーパーレック、ムアンタイ、ルンナライなどの超一流選手を招聘、22年大会では福田がクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーとIMSA（国際ムエタイスポーツ協会）世界スーパーバンタム級王座決定戦を行い、超激闘の末に福田が世界タイトルを獲得した。

　第10回の記念大会となる今大会、今年3月にK-1スーパー・ライト級の王座を返上し、その後の去就が注目されていた大和が“伝家の宝刀・ヒジ打ち”解禁のムエタイルールに挑むこととなった。

元K-1王者の大和哲也

　大和がヒジ打ち有りのルールで試合を行なうのはおよそ3年ぶり。それまでWBCムエタイ世界スーパー・ライト級王座を獲得、またセーンチャイやゴーンサック、パコーン、サゲッダーオなど超一流選手とも拳を交えており、ヒジ打ち有りのルールでの実力はK-1ルール以上に卓越している。大和本人も「ヒジ打ちを解禁してストレスフリーで戦う大和哲也を見届けに来てください！」とコメントしており、相当な自信をのぞかせている。

MISAKIは先月SBのリングでタイ強豪選手に勝利したばかり

　また、シュートボクシング協会からMISAKIも今大会に出場が決定。MISAKIは愛知県のみならず、シュートボクシング女子部門の看板選手。

　最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器に、今年4月にもホームリングで一階級上のタイ人選手ホンカンラヤー・ゴー・パーサージム（タイ/チョンムロンムエタイ50kg級王者）にKO勝利し、このところタイ人選手との対戦では3戦3勝3KOとパーフェクトのレコードを持つ。地元での試合も6年ぶりとのことで、「必ずKOで倒す！」と気合いが入っているという。

福田海斗

　さらに日本ムエタイ界のパイオニア、福田も引き続き出場。ONEやRWSなどの新興イベントではなく、5R制のいわゆる“トラディショナルムエタイ”においては福田の右に出る者はいないとも言われる。戦績は既に90戦に届き、そのほとんどがタイでの試合という、まさにタイのギャンブラーに認められたナック・ムエ（ムエタイ選手）である。

　昨年大会ではペッティンディーアカデミー所属のガイパー・ポーヴィセットジムとIMSAフェザー級（126ポンド）王座を争ったが、判定負け。しかし、今年は1月のラジャダムナンスタジアム『スックペッティンディー』メインイベントで、過去惜敗している強豪センソン・エラワンを下しリベンジ成功。強豪ひしめくタイのトップ戦線で長く活躍を続けている。

　　なお、各選手の対戦相手は現在チャンピオン・ランカークラスの強豪選手を中心にマッチメイクを調整中で、後日発表されるとのこと。

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