【UFC】平良達郎、ランク5位の強豪ペレスとメインイベントで対決へ!=海外報道
6月16日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催される総合格闘技イベント『UFCファイトナイト』のフライ級マッチで、平良達郎(24=THE BLACK BELT JAPAN/同級13位)がアレックス・ペレス(32=アメリカ/同級5位)と対戦すると「MMA JUNKIE」など複数の海外メディアが本日14日に報じた。
なお、この試合は同大会のメインイベントとなる。
当初は、5月19日のUFCファイトナイトでランキング10位のティム・エリオットと対戦予定だった平良。しかし、エリオットの欠場により6月2日の『UFC302』でジョシュア・ヴァン(ミャンマー)との試合に変更されていた。
そして今度は、6月15日に予定されていたペレスvsタギル・ウランベコフ(ロシア/同級12位)がキャンセルとなり、現時点で詳しい理由は確認できないが、ペレスvs平良、ウランベコフvsヴァンという組み合わせに変更された形だ。
平良は第8代修斗世界フライ級王者で、日本が誇る無敗の超新星。22年5月にUFCデビューを飾ると、カルロス・カンデラリオ、CJ・ベルガラ、ヘスス・アギラー、エドガー・チャイレスを撃破。さらに、昨年12月の前戦はカルロス・ヘルナンデスに右ストレートからのパウンド連打で2回TKO勝利。日本出身のUFCファイターでは水垣偉弥に並ぶUFC5連勝を飾り、自身の無敗記録を「15」に伸ばした。
対するペレスはレスリングベースのオールラウンダーで、米国名門ジムのチーム・オーヤマに所属。戦績は25勝8敗(6KO・7一本)。20年には当時の王者デイブソン・フィゲイレードのタイトルに挑戦した経験もある。その後、現王者のアレクサンドル・パントージャ、無敗の強豪ムハンマド・モカエフらに敗れていたが、先月はマテウス・ニコラウにKO勝利して再起を飾った。
フライ級の現王者は前述の通りパントージャで、今月5日にスティーブ・エルセグを判定で下し2度目の防衛に成功した。その時ランキング10位だったエルセグが王座に挑戦していることからも、階級としての動きが若干停滞しているように見受けられる。
そういった状況の中組まれた平良vsペレス、さらに先日には同級7位のマネル・ケイプと同級6位のモカエフという注目カードも発表された(ケイプvsモカエフは7月の『UFC 304』で対戦予定)。
この2試合の勝者がタイトルに絡む可能性は高いと考えられ、平良としては何としてもチャンスをものにしたいところ。強豪のペレスを下しタイトル挑戦に近づけるか、日本のファンからも大きな注目が集まる。
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