【K-1】木村ミノル「ゲーオは偉そう」

2015/07/30（木）UP
（最終更新：2015/07/31 11:40）

　9月22日（火・祝）東京・後楽園ホールで開催される『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～SURVIVAL WARS～』に出場が決まった、木村“フィリップ”ミノル（ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム）のコメントが主催者を通じて届いた。

　後楽園ホールでの試合は2014年6月のトーマス・アダマンドポウロス戦以来となる木村。「でっかくなって後楽園に帰ってきたことを思う存分に見せなきゃいけないと思うし、代々木第二と後楽園ではお客さんの見方も違うと思うんですよ。今までも自分の試合で後楽園の雰囲気を変えてきたつもりですが、俺が出るだけで後楽園がこんなに変わるんだってところを見てもらいたいですね」と、役者の違いを見せたいという。

　木村といえば、K-1 WORLD GP －65kg王者ゲーオ・フェアテックス（タイ）から、11月の防衛戦の相手に指名されているが、「まあ言うだろうなと思っていましたが、何か言ってることが偉そうだなって（苦笑）。ゲーオは『俺は本当は負けていない』的な感じで言っていましたが、僕からしたらゲーオにベルトとファイトマネーを一旦貸しているだけ（※1月の代々木大会の前日会見でゲーオが勝者ファイトマネー総取り、木村がタイトルマッチを提案していた）」と、もはや立場が違うと言わんばかり。

　後楽園での対戦相手は現時点では未定だが、「65kgには強い選手がたくさんいて、もしかしたら今回の試合はタイトル挑戦の前哨戦になるかもしれないが、前哨戦という言葉ではかたづけられないような強豪と当たることになると思います。だから9月の一戦は自分の人生においての重要な試合になると思います」と、モチベーションは高い。

　そして、「会見、対戦相手発表、試合前、試合、試合後の一夜明け会見……そこまですべて僕の試合を楽しんでください」と、“木村劇場”を見てくれと語った。

【試合動画】木村ミノルがわずか59秒で戦慄のKO勝ち