【RIZIN】吉田沙保里を追い詰めた村田、4月デビュー決定
4月17日(日)愛知・日本ガイシホールで開催される『RIZIN.1』にて、レスリングの村田夏南子(日本大学)のMMA(総合格闘技)プロデビュー戦が決定。榊原信行RIZIN実行委員長が自身のツイッターで明らかにした。
村田は幼少期より柔道を始め、中学2年生時には全国大会優勝、テューリンゲン国際大会でも優勝。中学3年でレスリングに転向し、高校時代には国内ジュニア大会を総なめ。
世界王者・吉田沙保里とは2010年の全日本選手権準決勝、2011年全日本選抜選手権決勝、同年全日本選手権決勝で対戦していずれも敗れているが、2011年の全日本選手権決勝では第1ピリオドで2ポイントを奪うなど善戦し、注目を浴びた。2012年には吉田が欠場した全日本選手権で優勝も収めている。
2013年にはJOCが次世代のシンボルアスリートとして制定したJOCネクストシンボルアスリート6人のうちの1人として選ばれ、東京五輪での活躍が期待されている22歳。
昨年大みそかに開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』のリング上にて、今後はレスリングとMMAの二束のわらじを履くことを発表した村田は、「RIZINのリングの上でレスリングの強さを証明します。中途半端な覚悟ではありません。私の目標は吉田沙保里選手とロンダ・ラウジー(前UFC女子バンタム級王者)です。いつかこのリングでメインをはりたいです」と、RIZINのメインイベンターになりたいと宣言した。
榊原実行委員長は「どんな戦いを見せてくれるか、今から楽しみです」とコメントしている。
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