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【ONE】青木真也が3度目の防衛戦、MMAの試合は桜庭戦以来

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2016/08/30(火)UP

3度目のONE王座防衛戦に臨む青木真也

 11月11日(金・現地時間)シンガポール・インドア・スタジアムで開催される『ONE:DEFENDING HONOR』にて、ONE世界ライト級王者・青木真也(Evolve MMA)が3度目の防衛戦を行う。挑戦者は現在2連勝中と好調の散打戦士エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)に決定した。

 2013年4月に朴光哲に一本勝ちして第2代王座に就いた青木。2014年8月にはカマル・シャロルスに一本勝ちで初防衛、昨年5月には安藤晃司を判定で破り、2度目の防衛を果たした。2012年4月に「Bellator」で現UFCライト級王者エディ・アルバレスに敗れて以降は、9連勝と無敗を誇っている。昨年12月にはRIZINの舞台で桜庭和志に1RでTKO勝ちを収め、MMA(総合格闘技)の試合はそれ以来となる。

初防衛戦で青木はバックからスリーパーを極めて圧勝

 対するフォラヤンはONEの第1回大会から参戦する32歳のファイターで、これまでに21戦16勝5敗のMMA戦績を収めている。ウーシュー(武術太極拳)に精通しており、その国際大会では競技種目の一つである散打で優勝するなど打撃を得意としている。今年1月のONE大会では元ZSTウェルター級王者・山田哲也を、続く8月にはエイドリアン・パンを判定で下して2連勝を飾ったことで、今回のタイトルマッチの挑戦者に抜擢された。

2度目の防衛戦ではテイクダウンと寝技で安藤の打撃を封じて勝利

 防衛戦が決まった青木は主催者を通じ、「長い間、世界中の強豪からの挑戦を受けてきましたが、フィリピン人選手との対戦は初めてです。フィリピンを代表するファイターを相手に、自分のスキルを試せることを楽しみにしています。フォラヤン選手は確かな技術を持ったオールラウンドなファイターです。激しい試合になるでしょう」とコメント。

 対するフォラヤンも「私は今が競技者として最高の状態に仕上がっており、今回の王座挑戦のチャンスを得て、ようやくこれまでの努力が報われたと感じていています。偉大なチャンピオンである青木選手と戦えることを光栄に思いますが、私は王者を相手に番狂わせを起こすだけの技術を持っています」と自信のコメントを寄せている。

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