2016/11/02（水）UP
（最終更新：2016/11/02 19:00）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

わざわざ自作してきたというK-1ガールズと同じ帽子を被ってポーズをとる城戸

　11月3日（木・祝）東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～初代フェザー級王座決定トーナメント～』の前日計量＆記者会見が2日（水）13：00より行われた。計量は全員が1度目でパスした。

　スーパーファイト（ワンマッチ）に出場する6選手が会見に出席。それぞれが意気込みを語った。その中でも、特に目立ったのはK-1公式サポーターの関根勤氏に「コメディアンとして尊敬しています」と言わしめた、K-1 WORLD MAX 2008 日本トーナメント王者・城戸康裕（谷山ジム）だ。

ダルベック（左）vs城戸（右）

　城戸は今回、K-1 WORLD MAX 2010世界一決定トーナメント準優勝者・佐藤嘉洋を2度もKOしているサニー・ダルベック（スウェーデン）と対戦。その印象を聞かれると、「まじイケメソ（イケメンのネット用語）。見惚れちゃって油断したところにパンチをもらったらどうしようって心配している。そこだけですかね、それ以外はないです」と、顔だけが不安要素だという。

城戸が宮田プロデューサーに就任祝いを渡し、場内は笑いに包まれた

　それを聞いたダルベックは「あなたもカッコいい。準備は出来ています。今は試合に対してハングリーです」と、早く城戸と戦いたいとコメント。

　城戸は全力を注いでいるという自ら監督・脚本・演出・主演を務める、試合前の煽り映像に関して「煽り映像だけ見てもらえればいいです。あとはトイレへ行ってください」と猛プッシュ。試合よりもそっちに注目してくれ、と言わんばかり。

　ダルベックは「明日の煽り映像に期待したい。試合ではいいパフォーマンスをします。それがいい勝ち方につながると思います」と、煽り映像を楽しみにしながらもしっかり勝つとアピールした。

　また、城戸は今大会よりK-1プロデューサーに就任した宮田充プロデューサーに、就任祝いの菓子折りを渡して「ディス・イズ・ジャパニーズ・テクニック」と外国人選手たちに勝ち誇る。最後の集合写真では自らK-1ガールズの隣に立ち、わざわざ自作してきたというK-1ガールズの衣装と同じ帽子を被って同じポーズをとり、K-1ガールズに成りきって写真に収まった。

＜各選手のコメント＞

左右田（左）vsセディッキ（右）

左右田泰臣（K-1ジム・シルバーウルフ/元RISEスーパーライト級王者）
「旗揚げのメインを務めた過去の自分を超えて、旗揚げ記念日で新しいスタートを切りたいと思います。（相手は）エネルギーがありそうな選手だと感じました。（プロレス用マスクを持参したのは）今回のテーマはなりたい自分になる。その道具のひとつです」

ファワド・セディッキ（オランダ）
「今回のためにコンディションを整えてきました。準備万端です。（相手の印象は）特に何もない。明日の試合が楽しみです。考えていることは自分のスタイルを出して、グレートな試合をお見せしたいということだけだ」

久保（左）vs牧平（右）の日本人対決

久保優太（K-1ジム五反田チームキングス/K-1 WORLD MAX 2011 -63kg日本王者、元Krush -67kg王者、GLORY -65kg SLAM王者）
「ウェルター級のエース宣言をさせていただきました。明日はばっちり勝って自分がウェルター級のエースだと証明したい。65kgの時は減量がつらくて計量でムキムキになっていましたが、やってみたら今日も結局ムキムキになっていました。調子がいいんじゃないかって思います。試合を見てもらいたいです。テクニックとかスピードとか。みんながやることなのでその中で差をつけます」

牧平圭太（HALEO TOP TEAM/元Krush -67kg王者）
「試合が決まって先輩の山内（佑太郎＝Krushファイター）さんに自分では気付けなかったことを気付かせてもらい、トレーナーの元で自分を作り直してきました。技術的なところ、あとは単に人間力の高め方を教えてもらっています。這い上がっていくところを見てもらうだけです」

●今大会がラストとなる2016年K-1ガールズ