【UFC】1年間出場停止のジョーンズ、王座またも剥奪

2016年4月のUFCライトヘビー級暫定王座決定戦で勝利し、暫定王者となったジョーンズ　 PHOTO＝Zuffa, LLC (c) / GettyImages (c)

　アンチ・ドーピング政策違反で1年間の出場停止処分が下された、UFCライトヘビー級暫定王者ジョン･ジョーンズ（アメリカ）の王座を剥奪するとダナ・ホワイトUFC代表が発表した。

　ジョーンズは7月9日に開催された『UFC 200』のメインイベントで、UFCライトヘビー級正規王者ダニエル・コーミエ（アメリカ）との王座統一戦に臨む予定であったが、同団体がドーピング検査を依頼するUSADA（全米アンチドーピング機構）からのアンチ・ドーピング規則違反の可能性が認められるとの通知を受けて同カードは中止。

　USADAが6月16日（木・同）にジョーンズに対して競技会外検査（競技会内ではなく、選手宅などにトレーニング期間中に抜き打ちで行う検査）を実施し、そこで採取されたサンプルから禁止薬物の陽性反応が検出されたもの。出場停止期間は2016年7月6日からの1年間。

　ジョーンズは2015年4月にも、車で当て逃げしたことからUFCライトヘビー級王座を剥奪され無期限出場停止処分を受けている。

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