【UFC】ジョン・ジョーンズにまたも1年間出場停止処分
UFCは、UFCライトヘビー級暫定王者ジョン・ジョーンズ(アメリカ)のアンチ・ドーピング政策違反に対して、同団体がドーピング検査を依頼するUSADA(全米アンチドーピング機構)よりジョーンズの1年間出場停止処分の通達を受けたことを発表した。出場停止期間は2016年7月6日からの1年間。
ジョーンズは7月9日に開催された『UFC 200』のメインイベントで、UFCライトヘビー級正規王者ダニエル・コーミエ(アメリカ)との王座統一戦に臨む予定であったが、USADAからのアンチ・ドーピング規則違反の可能性が認められるとの通知を受けて同カードは中止。USADAが6月16日(木・同)にジョーンズに対して競技会外検査(競技会内ではなく、選手宅などにトレーニング期間中に抜き打ちで行う検査)を実施し、そこで採取されたサンプルから禁止薬物の陽性反応が検出されたもの。
ただし、今回の決定では、ジョーンズが意図的に禁止薬物を使用したという証拠は明らかになっていない。USADAはジョーンズに対して、薬物使用の禁止を強く求める、との結果となっている。
ジョーンズはプロデビューから僅か3年でUFC史上最年少王者(23歳8カ月)となり、8度の防衛に成功。新時代のファイターとして期待されたが、2015年に車での当て逃げ事件で無期限出場停止処分を受けたほか、違法改造車でドラッグレースを行った疑いで逮捕されたり、無免許運転で社会奉仕活動を命じられたことがあるなど問題児ぶりを発揮している。
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