【SEI☆ZA】世界一過激な格闘技で勝利した女子プロレスラー参戦「目指すは猪木さん」

2016/12/23（金）UP
（最終更新：2017/01/23 14:17）

　2017年1月19日（木）東京・後楽園ホールにて旗揚げ戦が開催される女子格闘技プロジェクトGIRL’S BUDO ENTERTAINMENT『SEI☆ZA』の記者会見が、12月22日（木）都内にて行われた。

　同大会ではギリシャチーム「謎のエーゲ海美猛女軍団」と、“武道の本場・日本”に集結し共同生活を送る武道女子「チームSEI☆ZA」が5対5の対抗戦を行うことが決まっているが、メンバーの戦線離脱で1名足りなくなってしまったチームSEI☆ZAに新たなメンバーが加わることが発表となった。

　そのメンバーとは、女子プロレスラーの高橋奈七永。1996年にプロレスラーデビュー。全日本女子プロレス、JDスター、アイスリボン、JWPなどメジャー団体でトップ選手として活躍し、現在はSEAdLINNNGで代表取締役を務める傍ら、現役選手としても活動している。また、12月11日にはミャンマーへ渡り“世界一過激な格闘技”ラウェイに初挑戦。1000年以上と言われるラウェイ史上、公式ルールによる初の女子ラウェイ国際戦で見事KO勝ちを収めた。

　SEI☆ZA実行委員会の山口日昇代表は、「いろいろな選手と交渉しましたが年齢や日程のタイミングが合わず、途方にくれていたところ高橋選手がミャンマーでKO勝ちしたのを見ました。そこでオファーをかけたところ2日前に決まりました」と説明。高橋は夏頃からSEI☆ZAの選手と一緒に練習もしており、参戦決定でチームの団長にも就任した。

　高橋は「自分が目指すのは世界一なので、いろいろなジャンルに挑戦して行きたい。ラウェイに挑戦したのも挑戦しないと何もなしえないから。SEI☆ZAのオファーを受けた時も世界一になるために避けては通れないと思った」と参戦する理由を語り、「目指すはアントニオ猪木さん。道を切り開いていきたい」と目標を語った。

　猪木はかつて異種格闘技戦と銘打って様々な格闘技とプロレススタイルで試合を行ったが、高橋は異種格闘技のルールで戦って勝つことでプロレスラー最強を証明していくという。そして団長として「もちろん全員勝たないとダメ。私は一番が好きだから、みんなで勝ちましょう。勝つぞーっ！」とチームSEI☆ZAのメンバーに気合いを入れていた。

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