【ラウェイ】女子プロレスラーが世界一過激な格闘技でKO勝ち
MMG
「第3回AIR KBZゴールデンフラッグ・ラウェイファイト」
2016年12月11日(日・現地時間)ミャンマー・ヤンゴン・テンピュースタジアム
▼64kg以下契約、3分4R ラウェイ公式ルール
○MOMOKO(=高橋奈七永/SEAdLINNNG)
KO 3R ※右フック
●シュエシンミン(ミャンマー)
日本人として初の女子ラウェイに挑戦する女子プロレスラーの高橋奈七永(たかはし・ななえ/SEAdLINNNG=今回のリングネームはMOMOKO)は1996年にプロレスラーデビュー。全日本女子プロレス、JDスター、アイスリボン、JWPなどメジャー団体でトップ選手として活躍し、現在はSEAdLINNNGで代表取締役を務める傍ら、現役選手としても活動している。
ラウェイは、手にグローブではなくバンテージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルールで行われているミャンマーの伝統的な格闘技。1000年以上と言われるラウェイ史上、女子ラウェイの国際戦をラウェイ公式ルールで行うのは前例がない初めてのことだという。
1R、いきなりパンチを連打して突進してくるシュエシンミンに意表を突かれた高橋だが、すぐに打ち返す気の強さを見せる。右ミドルからのパンチ連打にガードを固める高橋は、バックドロップで投げようとしたが失敗。初回は相手のパンチ連打に防戦一方となる場面も。
2Rは高橋が前蹴りからのパンチでアグレッシブに前へ出る。シュエシンミンも打ち合いに応じ、高橋は組み付くとヒジ打ち、ヒザ蹴り、さらに投げを見舞う。シュエシンミンはやはり右ミドルからパンチを連打してくるが、高橋は首相撲に持ち込んでヒザ蹴りを見舞い、右フックでダウンを奪う。ここでラウェイ独特の「タイム」が相手セコンドからかかった。
再開後、パンチで猛然と前に出る高橋にシュエシンミンは後退するが、それでもパンチを打ち返してくる。それに対し、ものともせずに前へ出る高橋。
3R、シュエシンミンはフットワークを使ってリングを大きく回り込み、前へ出てくる高橋を前蹴りとパンチで迎え撃つ。高橋はお構いなく前へ突進し、右フックを叩きつけていく。足を止めての殴り合いとなり、両者がバックハンドブローを放ち、高橋の右フックが何度も炸裂。ついにシュエシンミンが倒れ込み、大の字に。
多くの観客が立ち上がり、場内が騒然とする中、ダウンカウントが数えられるが相手は大の字になったまま全く動くことが出来ず、10カウントで高橋のKO勝ちとなった。
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