【SEI☆ZA】武道女子による新イベント、旗揚げ戦は来年1・19後楽園ホール
今年7月に発足が発表された新たなる女子格闘技プロジェクトGIRL’S BUDO ENTERTAINMENT『SEI☆ZA』。その記者会見が11月22日(火)都内で行われ、来年1月19日(木)東京・後楽園ホールにて旗揚げ戦を開催することが発表された。
このプロジェクトは「育成型BUDOエンターテイメント」をメインコンセプトに、世界からそれぞれの国の格闘技(空手、柔道、相撲、中国武術、テコンドー、ブラジリアン柔術など)をバックボーンに持つ武道女子が日本に集結、共同生活を送りながら日々トレーニングに励むというもの。選手たちは日頃の修練の成果を定期開催される『SEI☆ZA』の大会で披露する。
また、彼女たちの修練の様子、「武道とは何か?」を学ぶ様子、寮生活の様子などを、動画、写真、テキスト等で公式サイトにて随時オンタイムで紹介。『UFC』の人気番組「ジ・アルティメット・ファイター」(UFCとの正式契約を争い、選手たちが2チームに分かれて共同生活、トーナメントで 優勝者が決まるまでを追う番組)のような選手育成リアリティショーとして行われる。
会見では、SEI☆ZA実行委員会の山口日昇代表から旗揚げ戦の概要が明かされた。
旗揚げ戦の軸となるのは、「チームSEI☆ZA」vs「謎のエーゲ海美猛女軍団」の5対5対抗戦。すでに日本で修行を開始したリトアニア人1選手とネパール人2選手に、ブラジル人1選手と日本人1選手を新たに加えた「チームSEI☆ZA」の面々が、MMAや柔術、キックボクシングなどをバックボーンに持つギリシャ人5選手と激突する。
なお、この日本人選手については「女子相撲、ムエタイ、柔道などから知る人ぞ知るという選手と交渉中」と山口代表。
ルールについてはまだ調整中だが、山口代表は「ロストポイント制(持ち点から減点していく方式)に近いものを採用しようと考えている。例えば、背中からの綺麗な投げ、関節技からのエスケープ、ダウン(10カウント)、場外などで1ポイント(減点)になる」と説明。勝敗を決するのはタップアウト、KO・TKO、ポイントの状態(持ち点が無くなった場合や残り持ち点の差による判定)となる方向だ。
また、今回の旗揚げ戦のみ、『巌流島』と同じ闘技場を試合で使用し、今後は一回り小さい闘技場で試合を行う予定。
旗揚げ戦以降の大会については、4月・7月・10月と3カ月に1回のペースで開催。これに加えて、よりエンターテイメント色の強いショー的なスピンオフイベントも年6回の頻度で開催する予定だ。
山口代表は、「誰一人として知られている選手がいない中で、後楽園ホールという大きな会場でやることは非常に無謀と言う方もたくさんいると思う。でも、これが後楽園ホールで熱を持って迎え入れられたら、新たな格闘技シーンの幕が開ける」と期待を示した。
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