2017/01/01（日）UP
（最終更新：2019/03/07 17:05）

ともに連戦連勝で大会を盛り上げた那須川天心（右）とミルコ・クロコップ（左）

　2016年12月29日（木）、31日（土）さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016　無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』の記者会見が、1月1日（日）都内で開かれた。

　29日にMMA（総合格闘技）デビュー戦をTKO勝利で飾り、31日にも強行参戦して一本勝ちしたISKAオリエンタルルール世界バンタム級＆RISEバンタム級王者・那須川天心（チーム天心）。

会見では榊原RIZIN実行委員長（中央）の両隣に座った那須川（左）とミルコ（右）

　その活躍により、“格闘技の神童”としてさらなる大きな注目と期待を集めることになった、この18歳の現役高校生キックボクサーに、RIZIN無差別級トーナメント覇者ミルコ・クロコップ（クロアチア）がエールを送った。

　キックボクシングからMMAに転向したミルコは、同じ立ち技格闘技出身の那須川の活躍について、「彼のことは今回来日するまで正直知らなかったが、とても驚いたよ。才能については間違いない」とコメント。

アームトライアングルチョークを極める那須川（31日大会）

「3日間で2試合戦うことを自ら選んだんだ。それ自体、彼が他のファイターとは違う“何か”を持っていて、それが将来的に彼を新たなスターにするだろう」と、今回の2連戦に至った経緯も踏まえて今後の活躍に太鼓判を押した。

　また、「自分の歩いてきた道でもある。何か、アドバイスを送るとするなら、真剣に節制して一つの道を歩いて行けば、間違いなくスターになるでしょう。MMAを背負って立つ存在になるかもしれない」とエールを送った。

　ミルコの言葉に「すごい嬉しいです」と恐縮した様子の那須川。「これからもどんどん頑張っていきます」とエールに応えた。

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【RIZIN】ミルコが那須川に太鼓判＆エール「間違いなくスターになる」