【Krush】中島が3年ぶりのKO勝利に安堵、次は「6月にK-1のベルトを獲る」
3月3日(金)東京・後楽園ホールにて開催された『Krush.74』の一夜明け会見が、4日(土)都内で行われた。
山崎陽一(K-1ジム・シルバーウルフ)との3度目の決着戦をKOで制した元Krush -70kg王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)が出席。試合を振り返るとともに、次なる目標を語った。
2014年1月4日(ハ・ウンピョ戦)以来のKO勝利となる中島。「1月の試合は勝ちましたが(相手を)倒せなかったです。でも、倒せる感覚がつかめそうだったので、試合を組んでもらいました。それで倒せなかったらどうしようと思っていましたが、久しぶりにKOで勝てて良かったです」とホッとした様子。昨夜は嬉しさのあまり、普段はそこまで触れることのないSNSをいじってしまったと笑顔を見せる。
試合では2Rに豪快な左ハイで山崎からダウンを奪い、最後は顔面にパンチを浴びせてからの飛びヒザ蹴りでマットに沈めた。パワーで勝る外国人選手との試合を常にイメージして練習に取り組んできたという中島が、「日本人には圧倒的な差を見せて勝ちたい」との試合前の宣言通りの結果を見せつけることとなった。
自らの戦いぶりについて、中島は「技の幅も広がり、蹴りでもパンチでも倒せるようになってきています。試合の組み立ても前より楽になりましたし、練習で出している実力を試合でも出せるようになってきています」と手応え十分の様子。さらに、ハイキックでダウンを奪うのもプロに入ってから初めてと明かし、「全然狙っていなくて、自然と出たので自分もびっくりしています」と驚いて見せた。
6月18日には、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』が開催される。
今回の勝利で出場に大きく近づくこととなった中島は、「昨日はKOで勝ったので、6月のK-1には出られるものと思っています。日本最強にはそこまで興味ないです。6月にK-1のベルトを獲れば、日本云々は言わないでも分かるようになると思うので」と話し、目指すは世界王座の称号だと意気込む。
そんな中島について、宮田充K-1プロデューサーは「1月の試合後、すぐに試合をしたいとの申し出があり、今回の決着戦を組みましたが、その気持ちが見事に現れていました。本人も言っていた通り、ここまで快心の勝利は久しぶりです。6月のK-1スーパー・ウェルター級トーナメントでは、中島選手の戦いに期待してください」とコメント。中島のトーナメントでの活躍に期待を寄せた。
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