【Invicta】世界女王・浜崎朱加、UFCに向けて階級変更1戦目

2017/03/25（土）UP
（最終更新：2017/03/25 15:19）

　3月25日（土・現地時間）アメリカ・ミズーリ州カンザスシティのスコティッシュライト・テンプルにて開催される女子MMA（総合格闘技）イベント『Invicta FC 22』の前日計量が、24日（金・同）に行われた。

　今大会にはInvicta FC世界アトム級王者・浜崎朱加（＝はまさき・あやか/AACC）が、階級をアトム級（－47.6kg＝105ポンド）からストロー級（－52.2kg＝115ポンド）に上げて参戦。セミファイナルで前・Invicta FC世界ストロー級王者リヴィア・ヘナタ・ソウザ（ブラジル）と対戦する。

　両者ともに計量を一発でクリアー。直後のフォトセッションでは互いに視線をそらさず闘志を燃やし、しっかりと握手を交わした。

　世界最大の女子MMA団体として知られる「Invicta FC」。浜崎は2015年7月に日本人初の同団体王者となり、これまで2度の防衛に成功してきた。アトム級はUFCがタイトルを制定していないため、Invicta FCのアトム級王座が事実上の世界最高峰の称号と言える。

　しかし今回、浜崎は一つ上のストロー級での参戦を決断。23日（木・同）にInvicta FCが行った選手インタビューでは、「前からの夢であったUFCで戦うためには115（ポンド）の方が近道だと思い、階級を上げることにしました」と理由を説明。ストロー級はUFCで王座が認定されており、浜崎はこの階級でUFC参戦を目指すこととなる。

　Invicta FCで実績をあげてUFCに移籍する選手は多く、浜崎がソウザに勝てばUFC参戦も見えてくる。浜崎は「（相手は）元チャンピオンなので本当に強いことは分かっています。これで勝てれば自分に自信も付くし、UFCにも近付けると思うので、チャンスをモノにしたいです」と、試合に向けた意気込みを語っている。

PHOTOS＝Esther Lin, Invicta FC（C）

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