【インヴィクタ】浜崎朱加が豪快フックからTKO勝ち、2度目の防衛に成功
INVICTA FC
「INVICTA FC 19」
2016年9月23日(金・現地時間)アメリカ・ミズーリ州カンサスシティ スコティッシュ・ライト・テンプル
▼INVICTA FC世界アトム級タイトルマッチ 5分5R
○浜崎朱加(AACC/INVICTA FC世界アトム級王者)
TKO 2R 4分38秒 ※ドクターストップ
●ジン・ユ・フレイ(アメリカ/挑戦者)
※浜崎が2度目の防衛に成功。
アトム級(-47.6kg)はUFCがタイトルを制定していないため、このINVICTA FC世界アトム級王座が事実上の世界最高峰の称号と言える。その栄えある王座を昨年7月に獲得した浜崎。日本人初の同団体王者となると、今年3月には初防衛に成功し、今回が2度目の防衛戦となる。対戦相手のフレイはテキサス出身の31歳で前王者のエリカ・チブリシオを下し、現在INVICTAで3連勝中のストライカー。
1R、最初に仕掛けたのは浜崎。パンチからタックルに入るが、フレイは切って対応。そのままケージ際で組みの攻防となる。フレイがヒザ蹴りを放ったところを浜崎は上手く立ち足を払ってテイクダウン。そのまま上を取ろうとするが、フレイは足を使って防御。そのまま両足で浜崎を突き放し、立ち上がる。
再びスタンドの状態から組むと今度はフレイがバックに回る。浜崎は立った状態のまま、フレイの右腕を取りアームロックを狙うが、フレイに強引に倒され、マウントを奪われる。フレイは上から強烈なパウンドを落とし、浜崎を亀の状態に。フレイはバックマウントからパンチを落としながら、徐々に上の方へ移行して浜崎の腕を取りにいくが、ここでラウンド終了のブザー。
2R、フレイの右の蹴りをキャッチして、そのままテイクダウン。フレイは下から足を使ってしっかり防御し、浜崎になかなか有利なポジションを許さない。両者スタンドの状態に戻ると、浜崎は組み付いて再び投げを試みるが、フレイは倒れない。
ここから両者が打撃の攻防に入ると、浜崎が鋭い右ストレートから、続けざまに豪快な右フック。これがフレイの顔面にクリーンヒット。ふらつくフレイに畳み掛けようと浜崎はパンチを放ちながら前に出るが、ここでレフェリーが試合を止めてドクターチェックを要求。左目の上を大きくカットしたフレイは試合続行不可能に。浜崎がTKOで2度目の王座防衛に成功した。
試合後、涙を流す浜崎は「まずはしっかり5R戦いたかったです」と防衛成功も悔しさをにじませる。アナウンサーから1Rにスタンドの状態から狙ったアームロックについて聞かれると、「アームロックはいつも練習してますが、相手もなかなか上手く取らせてくれなかった」とコメントした。
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