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【Krush】小澤と西京がタイトルマッチで再戦、小澤の「打ち合おう」を西京無視

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2017/07/18(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

小澤(左)の挑発には乗らなかった西京(右)

 10月1日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.81』の記者会見が7月18日(火)都内にて行われ、対戦カード第一弾としてKrush -58kgタイトルマッチ、王者・小澤海斗(24=K-1ジムEBISU小比類巻道場)vs挑戦者・西京春馬(19=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が発表された。

 両者は6月18日に開催された『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』のワンマッチで対戦し、西京が右フックでダウンを奪い大差の判定勝ち(30-26、30-28、30-27)を収めている。

 この試合の後すぐに、小澤から宮田充K-1プロデューサーに「タイトルを懸けてリベンジマッチをやりたい」との申し出があり、今回のタイトルマッチでの再戦が決定した。小澤にとっては3度目の防衛戦、西京はこれが初のタイトル挑戦となる。

 小澤は「正直、前回はモチベーションが上がらなかったけれど、今回はモチベーションの塊なので今回はやります。あと2カ月ちょっと、こいつのことだけを考えて過ごしたいと思います」と、さっそくにらみをきかす。

 西京は「前回勝ったけれど、お客さんが満足いく試合ではなかったし、僕自身納得のいく勝利ではなかった。今回はタイトルマッチということで倒し合いというかKOを狙いにいきます」と、KOでの王座奪取宣言。

 小澤とのタイトルマッチでの再戦は「前回勝ったので来るだろうなとは思っていました。試合をやる前から小澤選手とはあと何試合かやると思っていたので、話が来た時は嬉しかったです」と西京。「前回は頭を使いすぎたというか、見ている人は満足いってないのかなって感じでしたね。勝ちに徹しすぎたところがありました」と振り返る。

 対する小澤は前回の対戦を「ひと言で言うとクソ」と吐き捨て、「今はモチベーションが上がる理由が出来たし、もう負けられないです。(西京は)厄介ではない。前回の敗因は自分にある」とした。

 両者とも間にほかの試合を挟まないダイレクトリマッチとなったが、小澤が「(その方が)やりやすい」とニヤリとすれば、西京も「期間も短いし、前回のイメージもあるのでやりやすいと思いますね」と連勝に自信をのぞかせる。

西京に「打ち合おうな?」と挑発気味に語りかける小澤

 小澤が「やっぱりK-1とKrushは倒し合ってナンボだと思っているので、打ち合おうな?」と挑発気味に語りかけると、西京は目を合わさずに不敵な笑みを浮かべて「十代のうちにプロでベルトを巻くのがひとつの目標で、これがその最後のチャンスだと思う。Krushのメインイベンターとしての覚悟と意識を持って、しっかり大会の最後を締めくくりたい」と小澤の挑発にはのらず、自分の想いを口にした。

 また、タイトルマッチ後の展開を聞かれると、西京は「もちろんK-1のベルトを狙いに行きたいですが、獲ったら絶対王者、ずっと防衛するチャンピオンになりたい」と言い、小澤は「もちろんこのベルトは絶対に渡さない。自分が20歳で(福島から)東京へ来た時に、5年でK-1の世界チャンピオンになるという目標をたてたので、もう時間がない。このベルトを守ったら世界とやらせて欲しいです」と、防衛に成功したら武尊との3度目の対戦を組んで欲しいと訴えた。

●編集部オススメ記事
・西京が小澤をダウンさせ、大金星の勝利
・「ガキ相手でメリットなし」小澤の毒舌にも謙虚な西京

<決定対戦カード>

▼Krush -58kgタイトルマッチ 3分3R延長1R
小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場/Krush -58kg王者)
vs
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1甲子園2015 -55kg王者/挑戦者)

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