【ボクシング】内山高志が2018年ジムをオープン、KOダイナマイト二世の育成は未定
12月4日(月)東京・プリンスパークタワー東京にて、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者で、国内歴代3位の11回の世界防衛記録を持つ内山高志(37=ワタナベジム)の引退記念パーティーが開催された。
開宴前に囲み取材を受けた内山は「パーティーは嬉しいんですが、最初に想定していた人数より出席者が増えすぎてしまって(約1000人)昨日から不安しかありません」と苦笑い。招待状を送ったり声を掛けたりした人が「3分の2くらい来てくれたらいいなと思っていたら、ほぼ全員が出席していただけることになりました」と、人望の厚さに嬉しい悲鳴だ。
会場には各スポーツ新聞の紙面が貼りだされ、11度の防衛の歴史を振り返ることが出来る。その中で最も印象に残る試合を聞かれると「全部記憶にある試合なのでひとつは選べません」と内山。
まだ引退式(2018年予定)が残っているが、現役引退後の活動については「来年にジムを作る予定で、いま物件を探しているところです。50~60坪で都心か地元に近いところか迷っていて、いくつか候補はあります。近いうちに発表できればと思っています」と自らのボクシングジムをオープンする予定。
「引退したら最初にやりたいことがジムを作ることでした」と言い、「教えるのは好きなので以前からやりたいと思っていました」という。
KOダイナマイト二世を育てるのかとの質問には、「まだ自分が引退したばかりなので、選手を育てたいという気持ちが出てこないですね。やはり試合は難しいですから。ジムも選手を作るのか、フィットネス中心にするのかを考え中です」と、ジムのコンセプトはまだ定まっていないようだった。
「この間、3週間ぶりにジムへ行きました」と内山。「健康のためにくらいですね。あとはイベントや講演などをやらせていただいています。朝起きた時に予定がないと、何をしたらいいのか分からない。でも家にいるのが嫌で無理やり外出しています(笑)。夜は現役時代よりも飲みに誘ってもらえるので、飲みに行く機会が増えました」と近況を語った。
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