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【修斗】現王者・斎藤裕「修斗伝承を期待して下さい」リオン武「男と男の試合する」

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2018/05/12(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

斎藤(左)vsリオン(右)。この修斗伝承マッチがメインイベントとなった

 5月13日(日)神奈川・カルッツ川崎で開催される『プロフェッショナル修斗 公式戦』の前日計量が、12日(土)都内にて14:30より行われた。
 
 メインイベントは「修斗伝承」と呼ぶに相応しいスーパーファイト、修斗世界フェザー級王者・斎藤 裕(パラエストラ小岩)vs第5代、第8代修斗世界ライト級王者リオン武(ライジングサン)。

グッドシェイプの斎藤

 齋藤は2016年に中村ジュニアを判定で破り、プロ14戦目で世界王座を獲得。昨年4月の初防衛戦では、大ベテラン宇野薫を挑戦者に迎え、完勝でベルトを守った。1月にもフィリピンの老舗MMAイベント『URCC』のバンタム級王者ドレックス・ザンボアンガからKO勝ちを収め、勢いに乗っている。

 一方、リオンは2004年に修斗でプロデビューし僅か2年で第5代修斗ライト級王者となる。翌年にはそのタイトルを手放す事になるが、さらにその半年後に環太平洋ライト級王座を獲得。そして2008年、門脇英基を判定で破り再び世界ライト級王者に。王座返り咲きを果たしたのは修斗の歴史上で初の快挙だった。

約2年ぶりの復帰ながら、それを感じさせない肉体のリオン

 2010年からは国内外の様々なプロモーションを渡り歩き、宇野薫、高谷裕之、矢地祐介などと凌ぎを削ったリオン。2016年9月の内村洋次郎戦を最後に戦線を離れていたが、今回、約2年ぶりに復帰戦を迎える。
 
 66.2kg契約で行われるこの一戦、斎藤は66.1kg、リオンは66.0kgで共に計量クリア。
 
 精悍な顔つきで万全の仕上がりといった様子のリオンは「明日は斎藤選手と男と男の試合をするだけです。面白い試合をしますので応援よろしくお願いします」と意気込む。

 一方、こちらも気合い十分、現役王者・斎藤は「タイトルマッチ(セミファイナルの猿田洋祐vs村田一着)を抑えてメインイベントになりましたので必ず良い試合をします。『修斗伝承』を期待していて下さい」と修斗愛を感じさせるコメント。
 
 現王者の齋藤が元王者に現実を見せつけるのか。それともリオンが長いブランクを経てもなお、変わらぬ強さを披露するのか。修斗の歴史を塗り替えてきたリオンと、修斗の新たな歴史を作る男・斎藤。明日、決戦のゴングが鳴らされる。
 

 

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●編集部オススメ

・現王者・斎藤裕vs約2年ぶり復帰・リオン武のスーパーカード電撃決定

・最後の試合となった2016年9月の内村戦は、貫禄のKO勝ちを収めているリオン

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