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【ビッグバン】駿太、激闘に持ち込み「KOして浮上する」

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2018/05/19(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

長年にわたってトップ戦線を走り続けてきた駿太(右)。ここで勝って再浮上を狙う

 6月3日(日)東京・ディファ有明で開催される『ビッグバン・統一への道 其の33』の全対戦カードが決定した。

 トリプルメインイベント第2試合では、Bigbangスーパーフェザー級王者・駿太(36=谷山ジム)がWMC日本フェザー級王者ヨードワンチャイ・ウォーワンチャイ(21=B-FAMILY NEO MUAYTHAI GYM)と対戦する。

 駿太は長年にわたって国内軽量級トップの座に君臨し、ムエタイの強豪たちとも拳を交えてきたベテラン選手。2016年12月に小山泰明とのBigbangスーパーフェザー級タイトルマッチを制し、今年2月にはTKO勝ちで初防衛にも成功している。今回が56戦目となる大ベテラン。

ムエタイスタイルのヨードワンチャイ(左)

 対するヨードワンチャイはユウ・ウォーワンチャイ(本名・大田原友亮)からの改名。ユウはジュニア時代からタイに拠点を置き、ムエタイの二大殿堂ラジャダムナンスタジアムやルンピニースタジアムで活躍、ムエタイの国際大会『THAI FIGHT』と契約を結ぶなど、世界で活躍してきた日本人キックボクサー。タイを離れてからは新日本キック、ビッグバンのリングで試合を行い、昨年8月にはWMC日本フェザー級王座を獲得している。

 駿太は「やりにくい相手。相手に合わせてしまうとヤバいことになりそう」とヨードワンチャイを評する。

「完全にムエタイスタイルで首相撲はあるし、(蹴りの)キャッチもよくしてくる。上手くやるタイプなので、それにハマらないようにしたい。ポイントの取り合いのような試合はしたくないですね」と、相手のペースで進まないようにしたいと話す。

「削り合いながら最後はKOしに行きたい」と激闘に持ち込みたいという駿太。「最近、自分は下降気味だと思われているので、ガッツリ打ち合いも出来るところを見せたいですね。相手もキックルールで強い選手に勝っているので、その選手を自分がKO出来ればまた浮上できると思っています。だからKOしたい」とKO勝ちを誓った。

 なお、トリプルメインイベントの第3試合ではBigbangライト級王者・稲石竜弥(Team OJ)が、元Bigbangスーパーライト級王者でWMAF世界スーパーライト級王者の恭士郎(士魂村上塾)とスーパーライト級で対戦する。トリッキーファイトの稲石が二階級制覇の可能性を探る一戦となりそうだが、3連敗中とはいえパンチのコンビネーションでアグレッシブに攻める恭士郎を攻略することは出来るか。

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