【KHAOS】女子6選手による前日組み合わせ抽選マッチを開催

2018/06/23（土）UP
（最終更新：2018/08/31 20:54）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

　9月1日（土）東京・新宿FACEで開催される『KHAOS.6』の記者会見が、6月22日（金）都内にて行われた。

　K-1とKrushに続く第三のブランドとして創設された「KHAOS」（カオス）は毎回大会テーマが設けられる。今回のKHAOSは「KHAOS ROYAL」（カオス・ロイヤル）と呼ばれる方式で、出場する選手は試合前日の計量後の抽選で（1）対戦相手（2）試合順（3）赤・青のコーナーが決定するというもの。

　また、今大会は男女各1階級ずつで「KHAOS ROYAL」が行われる。今回は女子アトム級（-45kg）に出場する6選手が発表された。

　K-1アマチュア大会でMVPを獲得し、今回がプロデビュー戦となる高梨knuckle美穂(25＝Y’ZD GYM)は「デビュー戦でKHAOSに出ることが決まって、とても嬉しく思っています。試合の前日に対戦相手が決まるということで、本当にカオスだなって思っていたんですが、この5人の誰とやってもKOする自信しかないです」と、いきなりのビッグマウス。

　ミドルネームの“knuckle”は「私はゴリラが好きでゴリラのナックルウォーク（拳を地面に着ける四足歩行）と（パンチの）拳をかけました」とのこと。

　チャン・リー(26＝CLUB E.D.O)はプロ戦績1勝2敗1分、そのビジュアルと普段の職業が保母さんということで注目を浴びた。「出場選手のほとんどの方が動画で拝見していた方ばかりで、その中に私がこうやっていれるのは凄い幸せで、9月の試合は楽しみです。今のままでは努力不足なので、試合までにしっかり仕上げていけるように頑張ります」と挨拶。

　リングネームの由来は「本名が恵梨子と言いまして、それがリコちゃんになり、チャンリコになって、そこからいろいろあってチャン・リーになりました」と説明した。

　豊嶋里美(24＝TEAM OJ)はプロ戦績1勝1分。「面子がみんな見たことある人ばかりなので、勝手に親近感が沸いてます。誰とやってもまだ勝てないと思うので、これから練習して全員に勝てるように頑張っていきます」と、なんとも弱気な発言。

　福原優(33＝K-1 GYM EBISU FREE HAWK)は1勝1敗1分。「今まで3戦全てKrushだったんですが、今回初めてKHAOS出場が決まって嬉しく思っています。それとプレリミナリーファイトではなく本戦でやれるのも楽しみにしています。目標はデビューしてからずっと変わらずチャンピオンになること。今後はKHAOS、Krush、そしてK-1にもいずれは出場していきたいと思っています。全ての興行で注目を浴びられるような良い試合をしていきたいと思っています」と意気込む。

　強烈なインパクトあるビジュアルを持つテキサス・アユミ(33＝STURGIS新宿ジム)は1勝2敗1分。「一度KHAOSに出させてもらっていて、また戻って来られて嬉しいです。前回はKO負けだったので、次もKOのどちらか（KO勝ちかKO負け）に絡んでいきたいと思っています」と、勝っても負けてもKO決着したいとコメントした。

　出場選手の中で4勝（1KO）5敗1分と最多のキャリアを持ち、唯一タイトル獲得歴があるNJKFミネルヴァ・アトム級初代王者C-ZUKA(28＝TEAM GONJI)は、「前回はKO負けの恥ずかしい試合をしてしまったんですが、また呼んでいただき凄く嬉しい。落ちるところまで落ちたので、あとは這い上がるだけです。今日メンバーを見させていただいて、私が一番キャリアがあるので最低でも勝つ。もちろん勝ち方にもこだわって倒しきっていきたいと思います」と、キャリアの差を見せつけたいという。

　今回、この女子アトム級にスポットを当てた理由を宮田充K-1プロデューサーは次のように語る。

「Krushでは2つの女子のチャンピオンを制定しています。これまではどちらかというとフライ級が多かったんですが、アトム級を育てていきたい。バラバラに試合を組むよりも選手に集まってもらって、6選手に勝負してもらうことから始まることがあると思います。参戦に名乗り出る選手も出て欲しいですし、これが始まりだと思っています。アトム級のチャンピオンを目指して欲しい」

　前日抽選で決まる対戦カードで、最も光り輝くのは誰か。

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