2018/11/30（金）UP
（最終更新：2019/07/22 18:43）

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今までで最も軽い64.90kgで計量をクリアーしたKINGレイナ。「まだまだ落とせる」

　12月1日（土）東京・新宿FACEにて開催される女子総合格闘技イベント『DEEP JEWELS 22』の前日計量が、11月30日（金）都内にて13：00より行われた。

　セミファイナル（第7試合）で対戦する、KINGレイナ（22＝FIGHT CLUB 428）は64.90kg、ジュディー・ルイス（33＝ドイツ）は63.65kgでそれぞれ契約体重の65.0kgをクリアー。

　いつもよりも派手な水着で計量に臨んだKINGレイナは「これ見てくださいよ。ボクシングを中心にやってきました」と、ナックルでしっかり当てている証拠である傷だらけになった拳を見せた。

対戦するルイスの計量を見るKINGレイナ

　今年に入ってからの肉体改造＆減量で「体型が思ったよりも変わった」と自分でも変化を感じていると言い、「まだまだ落とせると思いました。元々やりたいのは61.2kgなので、そこに合わせるにはいい体になってきたと思います。以前は寝技ベースでやっていて脂肪が多かったのが、今は筋肉に変わってきたところ。腕、足、お腹、明らかに全部変わりました」と肉体改造が順調に進んでいる様子。

「打撃が軽く力を抜いて出来るようになりました。素早く打てるのがベスト。ボクシングを中心に動けるように出来ているのでいい練習が出来ています。パンチのスピードが上がっているので、体重を減らしたことでパワーは落ちたかもしれないけれどそれ以上にスピードが上がっています」

　対戦するルイスの印象は「細い。私より2kgも軽い」というもので、「まともな試合動画がひとつしかなかったんですよ。相手が寝技の人なら打撃で行く、打撃なら寝技でいく人という感じがしました。私よりも年上だし、考えて戦う人じゃないかな」と評し、「私は寝技をやる人だと思われているので、足りない打撃を補強しています。今回はパンチを大いに使いたい。それで倒したい」と、パンチによるKOを予告。

　体重を減らしたことでのマイナス面はないかと聞くと「持ち上げられやすくなりました。素早く動けるようになったけれど、腰の重さが減ったのはあります」と答えたが、「そこはスピードでカバーします。この階級なら明らかに私より速く動ける人はいない。練習相手も男で速い人としか練習していません。そこをしっかり出して、練習通りに出来たらと思います」と、スピードで十分カバーできるとした。