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【KNOCK OUT】K-1MAX第3位、ボクシングで10勝8KOの松本芳道が現役復帰

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2018/12/25(火)UP

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メインは本戦への進出を目指して橋本(左)と北川(右)が対戦

 2019年1月16日(水)東京・渋谷TSUTAYA O-EASTで開催される『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』の全対戦カードが発表された。

『ROAD TO KNOCK OUT』はこれまでKNOCK OUTに出場したが敗戦してしまった選手や今後有望な若手選手、実験的な試合が行われる。大会名通りKNOCK OUT本戦出場を目指しての戦いが繰り広げられるのが大会コンセプト。2017年7月以来の開催となる。

 メインイベントはMuayThaiOpenスーパーライト級王者・橋本悟(32=INNOVATION/橋本道場)と元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者・北川“ハチマキ”和裕(32=PHOENIX)の対戦。両者は2012年に対戦しており、北川が橋本から2度のダウンを奪い大差の判定勝ちをしている。今回は7年ぶりの再戦となった。

SNSで舌戦を繰り広げて対戦が決まった大﨑孔稀(左)とタネ♡ヨシキ(右)

 セミファイナルはWMC日本スーパーフライ級王者・大﨑孔稀(19=OISHI GYM)と、多根嘉輝から改名したINNOVATIONフライ級6位タネ(ハートマーク)ヨシキ(20=INNOVATION・直心会)の一戦。ヨシキの弟ヨシホは10月に大崎孔稀の兄・一貴とフライ級トーナメントの準決勝で対戦し、大崎一貴が勝利を収めている。そのことから孔稀とヨシキはSNSで舌戦を展開し、ヨシキは「これは多根兄弟と大崎兄弟の全面戦争や!」と宣言している。

 第4試合では、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者・石井宏樹(39)と元WKAムエタイ世界ライト級王者・小林聡(46)の現役時代には実現しなかった対戦がエキシビションマッチながら実現する。

K-1で大月(右)からダウンを奪って勝利した松本(左)

 第3試合には元J-NETWORKスーパーライト級王者・ 杉本卓也(26=ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs元新日本キックボクシング協会日本ライト級王者・松本芳道(36=KICK-DIET吉野町)のハードパンチャー対決、第2試合はキック三冠王・竹内将生(23=エイワスポーツジム)に石井宏樹の愛弟子・加藤有吾(19=RIKIX)が挑むベテランvs若手の一戦、そして第1試合はタイで修行・試合経験を積む逆輸入ファイター茂木俊介(18=TEAM MOTEGI)が強打の持ち主・番長兇侍(26=Hard worker)と対戦する。

K-1の-63kgトーナメントでは、久保優太(左)、大和哲也(右から2人目)に次いで3位になった松本(右)

 松本は得意の飛びヒザ蹴りを駆使して2010年4月に新日本キックボクシング協会の王者となり、同年5月には『K-1 WORLD MAX』に参戦して大月晴明からダウンを奪って番狂わせの勝利。同年7月にK-1で開催された-63kg日本トーナメントでは上松大輔にTKO勝ち、準決勝で久保優太にKO負けを喫するも第3位に入賞した。

 2013年1月にボクシングへ転向し、10勝(8KO)2敗の戦績を残した。今回は2011年9月以来、約7年4カ月ぶりのキックボクシング復帰戦となる。

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