【KNOCK OUT】大﨑兄弟とタネ兄弟が全面戦争、孔稀とヨシキが舌戦を展開
2019年1月16日(水)東京・渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催される『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』の第一弾対戦カードが発表された。
WMC日本スーパーフライ級王者・大﨑孔稀(19=OISHI GYM)と、多根嘉輝から改名したINNOVATIONフライ級6位タネ♡ヨシキ(20=INNOVATION・直心会)の一戦が決定。
大﨑はジュニア・アマチュア時代から数々のタイトルを獲得し、今春高校を卒業した期待の新鋭。9月にはWMC(世界ムエタイ評議会)日本スーパーフライ級王座をKO勝利で獲得。続いて10月にはJ-NETWORKスーパーフライ級王座をベテラン4冠王・松崎公則から、ほぼ全てのラウンドを取って勝利し二冠王に。
戦績は17戦14勝(9KO)2敗1ノーコンテスト。直近では5連勝と勢いに乗る。
ムエタイ二大殿堂の一つ・ルンピニースタジアムで8連続KO勝利をマークした大崎一貴は実兄。一貴は12月にKNOCK OUT本戦で、初代フライ級王座トーナメントの決勝を控えている。
対するタネ♡ヨシキも、ジュニア全国大会「藤原敏男杯」で二連覇するなど、ジュニア時代から活躍。16年からリングを離れていたが、今年3月に2年ぶりに復帰し、バックスピンエルボーで3RKO勝利を飾った。8月には新日本で判定勝利、同月のルンピニースタジアムでは2RKO勝利を収めている。
戦績は7戦4勝(2KO)2敗。
KNOCK OUT本戦で活躍する、WBCムエタイ日本統一王者のタネヨシホは実弟。ヨシホは10月に大﨑孔稀の兄・一貴とフライ級トーナメントの準決勝で対戦。ヒジによる流血でTKO負けしたが、4Rにダウンを奪われてからの猛攻はネットの動画などでも話題となった。
今回の対戦は両者のSNSでの舌戦が発端。弟が負けた試合の後、ヨシキは「次はオレがKNOCK OUTに出てフライ級のベルトを狙う。石井一成、大崎一貴、仲山大雅…誰とやっても勝てる準備をする!」と宣言。
これに孔稀が「お兄ちゃんに勝てるよう準備するっていきなり早くない?どう?大崎兄VSタネ弟の次は、大崎弟VSタネ兄、面白いんじゃない?」と噛み付き、対戦をアピール。
さらにタネが「わかった。オレが勝ったら兄貴とやらせろ!お前が勝ったらヨシホとやらすから!これは多根兄弟と大崎兄弟の全面戦争や!」と勝手にマッチメイクを提案した。
その後も二人が煽り合い、ファンが拡散。KNOCK OUT運営もこの流れを受け、今回の対戦が決定した。大崎が兄に続きタネ兄弟を沈めるのか。タネが勝利し、弟のリベンジに繋げられるのか。
また、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者・石井宏樹vs“野良犬”小林聡のエキシビションマッチが決定した。
石井はムエタイ二大殿堂で王者となった外国人選手のうち、初めて防衛戦に成功。現在はKNOCK OUTの解説者も務め、昨年は那須川天心ともエキシビジョンを行い、会場を沸かせた。
一方の小林はWKA&WPKC世界ムエタイライト級王座を獲得、現役ラジャダムナン王者をKOで倒すなど90年代から00年代にかけてカリスマ的人気を誇った。“Mr.KNOCK OUT”森井洋介の師匠でもある。現役時代には実現しなかった、夢の顔合わせとなった。
<決定対戦カード>
▼51.5kg契約 3分3R
大﨑孔稀(OISHI GYM/J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
vs
タネ♡ヨシキ(INNOVATION・直心会/INNOVATIONフライ級6位)※多根嘉輝より改名
▼3分1R※エキシビションマッチ
石井宏樹(RIKIX/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者)
vs
小林 聡(GOLDEN GLOBE/元WKA&WPKC世界ムエタイライト級王者)
●編集部オススメ
・43歳の王者・松崎公則が大崎孔稀の猛攻に最後まで立ち続ける
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