【RIZIN】アイドル川村虹花「絶対に戻ってきます」
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN 平成最後のやれんのか!』で、あい(29=KRAZY BEE)に1R3分、TKOで敗れた川村虹花(22=かわむら・ななか/仮面女子)が試合を振り返った。
川村はアイドルグループ『仮面女子』のメンバーで、現役アイドルにして2017年12月にセミプロルールでMMA(総合格闘技)に初挑戦。2018年3月にプロデビューを果たし、2勝2敗でRIZINに初参戦し、現役アイドルとして初めて大みそか格闘技の舞台に立ったが、現実は甘くはなかった。
レスリングでインターハイとインカレの優勝歴を持つあいにテイクダウンを奪われ、マウントパンチを浴びてレフェリーストップでのTKO負け。川村は「今まで練習してきたことを全部出し切れなかったことが悔しい。最初に打撃が入ったかと思ったんですが、レスリング力が強いので倒されてから抑え込まれてしまって。自分的にはまだやれたなとは思うんですがストップされてしまったので、もっと出し切りたかったというのはあります」と、出し切れなかったことを悔やむ。
「組みつかれた時に反応が遅かったと思っていて。倒されてからの展開も練習はしてきたんですけれど、抑え込みが強かった印象です。セコンドの声は聞こえていました。(指示通りに)やっていたんですが、相手の抑え込みの力が強かったのもある。強かったですね」と実力不足を認め、「でも勝てる部分もあったかなと思います。打撃は当てて多分効いたって思う場面もあったので、そこは自信を持ってこれからも練習してレベルを上げて行きたいです」とさらなる向上を目指すとする。
気丈にコメントしていた川村だが、一緒に入場した仮面女子メンバーたちのことについて触れると「いつもメンバーに支えられて練習も出来ていますし、試合の前にも頑張ってと背中を押してくれるので、すごく心強かったです」と、込み上げる感情を抑えることが出来ず涙する。
さらに「応援してくれていたファンの方、一緒に練習してくださった選手、コーチ、皆さんの期待に応えられなかったのが一番悔しくて。そこが自分の中で心苦しいところで。私にとって夢の舞台だったので、ここに出させていただいたことに感謝したいです。最後の涙の意味は、みんなの期待に応えられなかった、もっとやれた、という悔しい涙です」と、あふれ出る涙を拭いながら答えた。
しかし、「RIZINにまた絶対に戻ってきます。格闘家としてまだまだ未熟な部分もありますが、もっともっと練習して格闘技と向き合って強くなって、この舞台に戻ってきたいと思います」とRIZIN再挑戦を誓った。
なお、川村は1月6日に所属する仮面女子で生誕祭イベントが予定されていたが、「試合後の足の怪我の為、しばらく安静と医師の診断結果が出ました」(仮面女子公式HPより)とのことで、生誕祭は2月17日に延期となった。川村はこの件について「足のケガは、試合で負傷したものではありません。ステージ復帰はそれより前にできるとは思います」としている。
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