【クインテット】KINGレイナが堂々の5人抜き宣言

2019/04/06（土）UP
（最終更新：2019/04/06 21:26）

　4月7日（日）東京・アリーナ立川立飛で開催の桜庭和志がプロデュースするグラップリング（組み技）大会『QUINTET FIGHT NIGHT3 in TOKYO』の前日記者会見が、6日（土）都内にて行われた。

　今大会では初の女子団体戦（5人で1チームを作り、勝ち抜き戦で行われるトーナメント）が行われ、4チームがエントリー。会見ではトーナメントに参戦する4チームそれぞれの1回戦のオーダー順（選手の出場順）を発表した。

　日本の女子総合格闘技を牽引しているDEEP JEWELSからは、佐伯繁DEEP代表がベストメンバーを選手。現DEEP JEWELSアトム級王者・前澤智、柔術で2010年アジア・オープン選手権大会女子紫帯プルーマ級優勝の実績を持つ富松恵美、柔道をバックボーンに持つ奈部ゆかり、2014年レスリング全日本社会人選手権48kg級 優勝の実績を持つ青野ひかる、そしてRIZINでも活躍するKINGレイナの5選手が「TEAM DEEP JEWELS」として参戦。

　1回戦は先鋒がKINGレイナ、次鋒・青野ひかる、中堅・奈部ゆかり、副将・前澤智、大将・富松恵美の順番に。

　KINGレイナは「今回先鋒ということなので、相手チームは日本人より身体が大きいですが負けずに私が5人抜きして優勝したいと思う」と、堂々の5人抜き宣言。

　続いて青野が「もしKINGが5人抜き出来なかったら私が4人抜きします」と、こちらも強気な発言。奈部は「レイナには期待していますが、自分もこんな強いチームと戦える機会をいただけて嬉しいです」と、自分も出番が欲しいという。

　前澤は「全力を出して勝ちたい。また、私のジムは立川にあるので知名度を上げて会員獲得アップをしたいと思います」とジムの宣伝に結び付けたいとし、富松は「柔術黒帯ですが相手も柔術でテクニカルなので、私は柔術をしつつ元プロレスラーなのでプロレスラー魂でプロレス技を出して沸かせて勝ちに行きたいと思います」と、“女・桜庭”的な動きを見せたいと語った。

　1回戦で対戦する「TEAM 10th Planet」は、世界的グラップラーのエディ・ブラボーがメンバーを決めたチーム。

　先鋒のリズ・カームーシュは2013年2月に、ロンダ・ラウジーが保持するUFC世界女子バンタム級王座に挑戦したこともある選手。「日本にいたことがあるので（幼少期から沖縄で育った）嬉しいです。クインテット楽しみにしています。同じチームの人たちと戦うのを楽しみにしています」とあいさつ。

　次鋒グレース・ガンドラムはまだ16歳の少女グラップラー。「このチームとクインテットに参加してとても嬉しいです」とはにかみながらコメントした。中堅エルヴァイラ・カルピネンは「日本には初めて来ました。美しい国です。最強のチームと一緒に参加することを楽しみにしています」と話す。

　副将リラ・スマジャ-クルスは「10th Planetのメンバーとともに参加することが出来て嬉しい。明日、歴史を作ります」と宣言。大将ファビアーナ・ジョージは「私も日本は初めてです。このチームで参加することが嬉しい。クインテットと桜庭さんに感謝しています。明日をお楽しみに」と語った。

　2018年7月に開催された『QUINTET.2』では、男子チームの「TEAM 10th Planet」が優勝を収めている。今大会でも優勝候補と見られているが、TEAM DEEP JEWELSはどこまで食い下がれるか。

●編集部オススメ

・1回戦の出場順決定、山本美憂は大将、KINGレイナは先鋒に

・山本美憂チームvs湯浅麗歌子チームが1回戦で激突

・山本美憂チームの全メンバー決定、5人抜き驚異の14歳が加入

・初の女子チーム戦に山本美憂、KINGレイナら参戦決定

・まさかの桜庭和志vsギャビ・ガルシア実現か、榊原委員長が提案