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【クインテット】初の女子チーム戦に山本美憂、KINGレイナら参戦決定

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2019/03/25(月)UP

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湯浅麗歌子率いる柔術チーム、山本美憂率いるレスリングチーム、佐伯代表率いるDEEP JEWELSチーム、エディ・ブラボー率いる10th Planetチームが出場

 4月7日(日)東京・アリーナ立川立飛で開催の桜庭和志がプロデュースするグラップリング(組み技)大会『QUINTET FIGHT NIGHT3 in TOKYO』。

 今大会では初の女子団体戦(5人で1チームを作り、勝ち抜き戦で行われるトーナメント)を行うことが発表されていたが、その出場4チームとメンバーが発表された。

 2月3日大会の英語版放送のコメンテーターとして来場し、スペシャルシングルマッチに出場した湯浅麗 歌子からのQUINTET参戦の呼びかけに応える形で出場が決定した山本美憂は、レスリングベースの選手を中心に集めた「TEAM Sun Chlorella」を結成。

(左から)あい、サラ、山本、長野、

 メンバーは山本のほかに、アテネ五輪レスリング63kg級銀メダリストで現在MMAファイターのサラ・マクマン、昨年大みそかのRIZINで山本と対戦した長野美香、同じく大みそかのRIZINに出場したあい。残り1名の選手は現在調整中。

 山本は「ご縁があってクインテットに初めて出場させてもらうことになり、大変楽しみにしています。この話を頂いた時、最初にサラに相談したらぜひ参加したいということで話が盛り上がり、とても個性的な 日米レスリングチームを結成することが出来ました。もちろん優勝を狙いますので応援よろしくお願いします」と優勝宣言。

(左から)奈部、KINGレイナ、前澤、富松、青野

 日本の女子総合格闘技を牽引しているDEEP JEWELSからは、佐伯繁代表がベストメンバーを選手。現DEEP JEWELSアトム級王者・前澤智、柔術で2010年アジア・オープン選手権大会女子紫帯プルーマ級優勝の実績を持つ富松恵美、柔道をバックボーンに持つ奈部ゆかり、2014年レスリング全日本社会人選手権48kg級 優勝の実績を持つ青野ひかる、そしてKINGレイナの5選手が「TEAM DEEP JEWELS」として参戦。

 佐伯代表は「今回、日本の女子格闘技を代表するDEEP JEWELSが参加することになったのですが、やるからには本気で挑みます。そのためにベストなチームを編成しました。美憂さん、湯浅さん、勝ったらDEEP JEWELSに出て下さい。負けたら僕が坊主になります。それとプロ格闘家とは何かをお見せします」との公約をぶち上げている。

(左から)市川、越後、湯浅、杉内、澤田

 2月のワンマッチで勝利した、2016~2018年柔術世界選手権4連覇の“寝技女子世界最強”湯浅麗歌子は、昨年の『Amateur QUINTET.1』で優勝したメンバーを中心に「TEAM BJJ KUNOICHI」を結成。

 2017年世界柔術選手権アダルト茶帯ルースター級3位・越後伊織、2017・2018年全日本ブラジリアン柔術選手権紫帯ライトフェザー級準優勝・澤田明子、ジュエルスグラップリングトーナメント2010優勝・杉内由紀、2018年World Jiu-Jitsu Champion ships3位・市川奈々美と、柔術で優秀な成績を収めている選手たちを揃えた。

 湯浅は「チーム全員違うタイプの柔術をするので是非そこに注目して欲しい。1人1人が落ち着いて自分のゲームをしてチームで勝つのが私たちの目標。皆がアマチュアクインテットに誘ってくれなかったら私が クインテットに出ることはなかったので、私は皆がくれたエースとしてやるべき最善を尽くして柔術らしく戦略で勝ちを掴み取りたい」と意気込みを語っている。

(左から)ガンドラム、ジョージ、スマジャークルス、カームーシュ、カルピネン

 そして、『QUINTET.2』のトーナメントを制覇したエディ・ブラボー率いる「10th Planet」からも強力なチームの参戦が決定した。

 ブラボ―は「エディー・ブラボーだぜ。10th Planet(以下10P)の女子チームをQUINTETに参戦させられることが光栄だ。(アメリカの時間だと)4月6日のQUINTET大会用に女子チームを作ってくれと頼まれた時は嬉しくてたまらなかったぜ。だって、俺たちの女子はヤバい。2017年にアブダビでマッケンジー・ダーン(ギャビ・ガルシアに勝ったことで知られる柔術世界王者で現UFCファイター)を倒しているエルヴァイラ・カルピネンは10Pのトップ選手で、10Pの男女問わず『最も激しいファイター賞』の獲得者だ。

 リッチー・マルティネスから黒帯をもらってるリズ・カームーシュがいる。彼女はUFC参戦経験もある、チョークがピカイチの怪獣だぜ。相手は間違いなく苦労するだろう。そして最も競争力のある選手のグレース・ガンドラム。怪我はしてたけどやっと復活ができる、必ず決めてくれるEBI(ブラボ―主催のグラップリング大会)のアイドルだ。 QUINTETでいいものは見せてくれるよ。

 リラ・スマジャ-クルスはEBIの経験者で、完璧なギロチン、パス(ガード)、裸絞め、足技などを持ちながらもかなりアグレッシブなファイターだ。5人目はファビアーナ・ジョージ。足技やEBIのオールドスクール技も素晴らしい選手だよ。最高の大会になる。10Pの女子チームは優勝候補だろうし。俺が言ってるんだから間違いない」と自信満々のコメントを寄せている。

次ページ:各チーム出場選手のプロフィール

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