2019/07/02（火）UP
（最終更新：2019/07/05 08:13）

町田（右）の武器は刀を抜く姿勢から繰り出される居合パンチだ

　7月28日(日)、さいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN.17」の追加対戦カードが発表され、WPMF世界スーパーフェザー級王者でレベルス60kg級王者の町田光（31＝橋本道場）が初参戦。元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の（22＝TRY HARD GYM）と対戦する。

　町田は50戦を超えるキャリアと5つのタイトルを獲得してきたベテラン。近年はKNOCK OUTを主戦場にしてきたが、今年6月には投げ技が認められているシュートボクシングに初参戦。元SB日本スーパーフェザー級王者の村田聖明を相手に見事なバックドロップを決めるなどフルマークの判定勝利を収めた。

投げありのSBに参戦し元王者にバックドロップを見舞う町田

　刀を振りぬくように腰からパンチを繰り出す必殺の「居合パンチ」、そして居合パンチと見せかけて繰り出すバックハンドブロー「華炎」などトリッキーな必殺技を数多く持つ。

　町田は出場にあたり「今回、RIZINの舞台に初挑戦することになりました。これは大きなチャンスだと思っています。僕は『沢山の人に勇気と感動を与えられる人間』になるのが夢です。そのためには多くの人に知られて影響力を持つ必要があります。このRIZINの舞台で『居合パンチ』を繰り出し、勝利を収め大きく羽ばたいてみせます」とコメントした。

大雅（左）は３連敗中だが、4月のRIZINではボディで効かせヒザ蹴りでダウンを奪うなど強打は健在だ

　一方、大雅は現在3連敗中でRIZINでも１敗１分と勝ち星はない。今年4月の　RIZINでは、那須川天心に「過去最強の敵」と言わせたスアキム・PKセンチャイムエタイジムから2度のダウンを奪ったタリソン・ゴメス・フェレイラと対戦。1Rの立ち上がりから積極的に仕掛けてきたタリソンの攻撃を凌ぎ、終盤に左ひざのカウンターでダウンを奪うも2Rにタリソンの反撃の前に大逆転TKO負けを喫している。

　大雅は意気込みとして「今回もオファーして頂き嬉しく思います。RIZINではまだ良い試合が出来てないので、いい加減ぶっ倒します！」とコメント。“居合パンチャー”を倒し、宣言通り連敗からの初勝利をKO勝利で飾る事ができるか。

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