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【RIZIN】榊原代表が那須川天心と江幡塁のマッチメイク、各団体との協力関係の想いを語る

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2019/12/06(金)UP

記者会見に出席した左から那須川天心、榊原CEO、江幡塁

 12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.20』の対戦カード発表が5日、都内にて行われ、RISE世界フェザー級王者の那須川天心(21=TARGET/Cygames)と江幡塁(えばたるい=28=伊原道場本部/新日本キックボクシング協会)の対戦が発表された。

 このマッチメイクについてRIZINの榊原信行CEOは記者会見で両者のマッチメイクの理由を語った。
「ずっと天心は誰とやらせるべきか常に考えてます。去年メイウェザーとあれだけのことをやってるんで、同じ方向でいった時、あれを超えられるような爆発力とか破壊力のあるものは実は無い。だったら天心が本当に極めてるキックの中で、最強のチャレンジャーを世界中見渡していた」という。

「そういう中で伊原会長のご好意というか大きな心もあって塁選手を送り出していただけることになったんで、実は日本に天心を倒せる可能性のある選手がいたということを世間の人たちにも伝えられたらいい」と江幡塁の強さに太鼓判を押す。また、「色んな方からぜひ江幡と戦わせてほしいと言う声がありました」とも。

 しかし、残念ながら、テレビ的に言うと世間には江幡塁を知らない人も多いと言う榊原氏。エンターテインメント的なマッチメイクも好きだと言うが「ストレートを投げ続けよう大晦日は」と大晦日はコアファンにもストレートに届くような最強同士の戦いを心がけた。

那須川と江幡が早くもフェイスオフで顔を合わせた

 12月3日、シュートボクシングのリング上で、シーザー会長が「年末に立ち技の王者クラスを集めよう」と呼びかけると榊原氏もリングに上がり「賛同します。フジテレビにも話してみます」と応じた。
 その件に話が及ぶと
「志は会長と同じですよ。団体で色んなチャンピオンがいて、あっちはやだ、こっちはどうのそんなこといってるとどんどん収縮していくだけなんで。メジャースポーツというのはそんな垣根をみんな越え、どんどん今見たいものを提供していくドラマを展開していく。アマチュアは実力、勝ち負けが全てでいい。プロはお金取ってチケット売って、テレビで放送したりネットで配信する以上は、見たいものを提供できるその志がないと僕はまずいと思っていて、シーザー会長も同じでそれは多分RISEの伊藤代表も同じ」と観客が見たいカードの実現に動いていくとした。

シーザー会長の呼びかけに、
リングに上がった榊原CEO

 さらに「伊原会長も新日本キックという老舗がですね。こういう形で積極的に、アクション起こされてきてるので、業界全体、MMAとかキックとかに限らず活性化していくことは垣根を超えるボーダレスな所にチャレンジしていくことだと思うので、シーザー会長が音頭を取っていただけるなら僕もそれに賛同します」と更に格闘技を盛り上げるために協力していくと語った。

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