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【RIZIN】榊原代表が語る朝倉海vsケイプの王座戦を決めた理由

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2019/12/05(木)UP

朝倉海vsケイプが決まった理由を榊原代表が語った

 12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.20』の対戦カード発表が4日、都内にて行われた。
 堀口恭司のRIZINバンタム級王座返上を受け、朝倉海(26=トライフォース赤坂)とマネル・ケイプ(25=AKA Thailand、アンゴラ)とで同級王座決定戦が行われることについて、 RIZINの榊原信行CEOは記者会見で両者のマッチメイクの理由を語った。

「石渡と朝倉海っていうのも考えたんですよ」と元パンクラスバンタム級王者で、17年大みそかに堀口恭司とRIZINバンタム級トーナメント決勝戦で対戦しKOで敗退した石渡伸太郎との対戦も考えたと言う。

前戦で、朝倉の判定勝利に思わず「No!」とポーズを取るケイプ(右)

「ただ海と戦わせて一番弾けるのは、因縁のマネル・ケイプ。前回はケイプが勝ったっていう意見があってもおかしくない試合だったので、遺恨を残したままベルトを巻くことに海がなってもダメだと思うので、チャンピオンになった時に後ろ指をさされずに済ませるためには、これで綺麗にタイトルを取れれば」と、昨年5月のRIZINでケイプに判定2-1の大接戦で勝利した朝倉海と完全決着の王座戦を選んだと言う。

 そして今回、石渡と扇久保博正(元修斗世界バンタム級王者)の勝ったほうが、次期バンタム級王者に挑戦できると言うストーリーを作った。

囲み取材に応じる榊原CEO

「(朝倉かケイプが)タイトルホルダーっていうだけで堀口の偉業と並べるのはおこがましいと思う。必死で石渡や扇久保の勝ったほうに勝てれば、押しも押されぬRIZINのバンタム級チャンピオンと言えます。この4人でトーナメントにして、その日にそのベルトをかけることも考えたんですけど、1試合目のダメージによってハンディキャップがついてしまう。それもトーナメントの面白さではあるんですけど、そのゲーム制はこのタイトルには必要ないということで結論を出しました」と、朝倉vsケイプで王者を決め、その後、新たな挑戦者がタイトルマッチへ挑む形にした理由を語った。

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