【映画】ブルース・リーの師『イップ・マン 完結』が、ようやく7月3日より日本公開（動画あり）

2020/06/06（土）UP
（最終更新：2020/06/18 13:09）

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＜STORY＞
　1964年、香港。妻を亡くし、静かに暮らす詠春拳の達人イップ・マン(ドニー・イェン)のもとへ、アメリカで活躍する弟子、ブル ース・リー(チャン・クォックワン)から国際空手道大会への招待状が届く。だがイップはアメリカ行きを躊躇する。実は彼は、少し前 に“がん”を宣告され、命の期限を意識し始めていた。だが息子のチンが退学させられる出来事が起きると、残される息子の将来を思い、病を隠し、留学先を見つけるための渡米を決意する。

　サンフランシスコへ向かったイップは、到着後、華人の留学に必要な紹介状を受けるため、中華総会に赴く。だが太極拳の達人で中華総会会長のワン(ウー・ユエ)や中国武術の師匠達は、中国武術を西洋人にも広めている、 イップの弟子ブルース・リーを問題視していた。緊迫した空気の中、自分達と同じ考えでなければ紹介状は書けないと迫るワンの前で、イップはブルース・リーの活動を評価し、静かに立ち去る。

　数日後、空手道大会会場には、ブルース・リーの活躍を嬉しそうに見守るイップがいた。大会後、空手着姿の西洋人の男達からケチをつけられ対決を挑まれたブルース・リーは、ヌンチャクを操って華麗に闘い、勝利する。そして息子の留学先を探すイップに、知り合いの弁護士が力になると約束するのだった。

　だがイップの学校探しは難航する。偏見や差別が存在する異郷で中国人たちは生きていた。生きるために西洋人への反撃ができない状況だった。

　そしてチャイナタウンがにぎわう中秋節の日。中国武術の演武を撮影する、ブルース・リーの弟子で海兵隊軍曹のハートマン(ヴァネス・ウー)がいた。中国武術を軍に普及させるため、偏見や妨害にもめげずに努力を続ける彼は、軍上層部に中国武術の導入を直訴し、検討段階にまで漕ぎつけていた。

　だがそれを許せず、怒りを燃やす男がいた。接近戦のエキスパートにしてハートマンの上官、移民や中国武術を蔑視するバートン(スコット・アドキンス)だ。彼から密かに命じられた軍の空手教官コリン(クリス・コリンズ)達が乱入、中秋節は空手 vs.中国武術の闘いの場となる。そこで立ち上がったイップ・マン。その戦い後も中華人達への妨害が続き、イップ・マンは、人々の思いを背負って立ち上がることを決意する。電話で息子にある思いを伝えると、人々の尊厳を守るため、 そして人々の未来のために、彼は最後の闘いへ進みゆく・・・。

▼イップ・マン 完結の予告動画

『イップ・マン 完結』
配給：ギャガ・プラス　
(c)Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
7月3日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
公式サイト：https://gaga.ne.jp/ipman4/

監督：ウィルソン・イップ
アクション監督：ユエン・ウーピン　
製作：レイモンド・ウォン
音楽：川井憲次
出演：ドニー・イェン『イップ・マン』シリーズ、『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』
ウー・ユエ『SPL 狼たちの処刑台』、スコット・アドキンス『ドクター・ストレンジ』
ヴァネス・ウー、チャン・クォックワン『少林サッカー』
原題：葉問４ 完結篇／英題：IP MAN4／2019年／中国・香港／105分

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