【RIZIN】浜崎朱加とジュエルス王者・前澤智が対決「最強に挑戦しないと後悔する」（前澤）

2020/07/28（火）UP
（最終更新：2020/07/28 19:18）

　8月9日（日）に横浜・ぴあアリーナMMで開催される『RIZIN.22 STARTING OVER』の対戦カードが、7月28日（火）のYouTube記者会見にて発表された。

　前RIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加（38＝AACC）vsDEEP JEWELSアトム級王者・前澤智（32＝リバーサルジム立川ALPHA）が決定した。52.0kg契約、RIZIN女子MMAルール（ヒジあり）での一戦となる。

　浜崎は10年にJEWELS初代ライト級王座を獲得。その後『Invicta FC』に参戦し、15年に世界アトム級王座を戴冠し、日本人初のInvicta世界王者となった。

　18年、舞台をRIZINに移すと、大晦日に浅倉カンナと初代RIZIN女子スーパーアトム級王座を懸け対戦。一本勝ちで王座を勝ち獲った。その後も連勝を続けるが、昨年大晦日にハム・ソヒと大激闘の末2−1で判定負け、王座陥落した。今回ベルト奪還の第一歩となる。

　対する前澤は18年にDEEP JEWELSアトム級王座を獲得。昨年7月にRIZIN初出場を果たすもハム・ソヒにTKO負け。10月にはDEEP JEWELS王座の初防衛戦で勝利し、今回、日本女子格闘技界の頂点・浜崎に挑むこととなった。

　両者は、今月開催された『DEEP JEWELS29』でのグラップリングタッグマッチで対決。浜崎朱加＆富松恵美組が、前澤智＆古瀬美月組に二本先取で勝利した。どちらの一本も浜崎が取る圧巻の勝利だった。

　試合後のマイクで前澤は、浜崎に「許されるなら、私をRIZINに連れていってもらえませんか?」と熱烈なラブコール。すると浜崎も「驚いたけど（公開挑戦に）憧れてたし、うれしかった」と前澤の挑戦を歓迎し、その舞台を「できればRIZIN」、対戦時期は「秋くらい、9月くらい?　今月でもいつでも。準備できてます」と早期の対戦をアピールしていた。

　今回の対戦が決まり、浜崎はコメントで「大会まで2週間という期間でのオファーでしたが、迷うことなく受けさせてもらいました。こんな大変な時だからこそ、少しでも観てくれてる人達を元気にできるような試合をしたいと思います。長い自粛期間でしたが、よりパワーアップした姿をお見せします」と意気揚々。

　前澤は「空気読めなくてすみません。格が違いすぎるのはわかっていますが、最強に挑戦せずに人生終わるのは後悔すると思うのでとてもうれしいです」と、打倒浜崎に意気込むコメントを寄せている。

　また、同日に関鉄矢（SONIC SQUAD）と対戦する内村洋次郎（イングラム）が、練習中の肋骨折により欠場。代打として神田コウヤ（パラエストラ松戸）が参戦する。同じ66.0kg契約のRIZIN MMAルール5分3R（※ヒジあり）で変更はない。
　神田は高校・大学とレスリングで戦績を出し、現在はDEEP3連勝。ボクシングベースの第4代ZSTフェザー級チャンピオン・関を食うことは出来るか。

＜対戦決定カード＞
▼52.0kg契約　RIZIN女子MMAルール（ヒジあり）
浜崎朱加（AACC/前RIZIN女子スーパーアトム級王者）
vs
前澤　智（リバーサルジム立川ALPHA/DEEP JEWELSアトム級王者）

▼66.0kg契約　RIZIN MMAルール5分3R（ヒジあり）
関　鉄矢（SONIC SQUAD/第4代ZSTフェザー級王者）
vs
神田コウヤ（パラエストラ松戸）

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