【RIZIN】江幡塁が親友・三浦春馬との”約束”貫く、SB王者・植山征紀と対決
8月9日(日)に横浜・ぴあアリーナMMで開催される『RIZIN.22 STARTING OVER』の対戦カードが、7月28日(火)のYouTube記者会見にて発表された。
WKBA(世界キックボクシング協会)世界スーパーバンタム級王者・江幡塁(29=伊原道場本部)がRIZINに再び参戦。
シュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(24=龍生塾ファントム道場)と対決する。56.0kg契約RIZINキックボクシングルール(ヒジなし)の一戦となる。
江幡は双児の兄、睦(むつき=28)とともに打倒ムエタイを目指す、日本ムエタイのトップファイター。
2011年に新日本キックバンタム級王座、14年にはWKBA世界スーパーバンタム級王座を奪取。
昨年8月のKNOCK OUTの1DAYトーナメント決勝ではWPMF、ISKAの2つの世界タイトルを保持する小笠原瑛作からダウンを奪う勝利でKING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級の王座も手にした。
話題を呼んだ昨年大晦日、那須川天心との一戦は、開始直後から猛攻を見せた那須川が江幡を圧倒。江幡は2分40秒の間に3度のダウンを奪われ敗北を喫してしまった。今回、同じRIZINの舞台での再起戦となる。
対する植山は、毎回激しい打ち合いを繰り広げる、SBの激闘派王者。24勝のうち12のKO勝ちを誇る。
18年には、今月7月のRISEテレビマッチで那須川と戦い話題を呼んだ笠原友希にTKO勝利し、SB日本スーパーバンタム級王座を戴冠。昨年2月には現REBELS-REDフェザー級王者・安本晴翔に判定勝利するなど、確かな実力を持つ。RIZINのリングにも2度参戦し、2勝(1KO)の結果を残している。
しかし昨年12月の栗秋祥梧戦でヒジカットによるTKO負けを喫しており、こちらも今回が再起戦だ。
会見に出席した江幡は「昨年大晦日ぶりの試合になりました。みなさん知ってる方もいると思いますが、3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人で見た景色、本当に忘れません」と名前を出さないながらも、今月逝去した盟友・三浦春馬氏と共に戦った大晦日のことを語る。
続けて「残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくっていう約束が、僕たち親友と、兄と3人で残っていますので。今回RIZIN本当に僕の復帰戦です」と”3人”の約束のためにも前へ進むと語る。
さらに「まだまだ見せれなかった自分、たくさんあると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう一度大晦日のRIZINで輝いた姿を見せられるように、今回リスタートです」と熱くコメントした。
那須川戦については「従来のキックボクシングとは違うことを戦うことで感じられるのではないかと思っていたが、たくさんのことを感じました。自分でも良い経験だったし、成長させてくれる一戦だった」とポジティブにとらえる。「スピードは予測していましたし、作戦も立てていましたが、タイミングを突かれた。早かったですね」と称賛。
親友・三浦春馬氏の突然の死については「僕が輝くことが一番だと思うので、3人で誓った夢もありますので。僕らが輝くことが、彼も喜ぶことだと思うので、僕自身の生き様をRIZINさんで出させていただこうと思っています」と改めて、自分たちが頑張ることで3人の夢に繋げると語った。
対する植山は「江幡選手は国内トップの実力者でパンチもローキックも強く上手い選手ですが、僕はしっかり冷静に対処して自分の武器を活かして倒すこ とだけに集中しています。こういう場面で喰らいつくのがシュートボクサーなので、きっちりチャンスを掴み取って植山征紀の強さを証明します」と、打倒江幡を誓うコメントを寄せた。
<対戦決定カード>
▼56.0kg契約 RIZINキックボクシングルール(※ヒジなし)
江幡塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
vs
植山征紀(龍生塾ファントム道場/シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者)
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