2020/08/09（日）UP
（最終更新：2020/08/09 19:00）

皇治（左）の呼びかけでリングに上がった那須川（右）

　8月9日（日）神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『RIZIN.22』で、K-1からRIZINに先月7月に移籍した皇治が紹介されリングイン。ファンの前でマイクを握った。

「最高のK-1から団体の壁を崩すために最高のRIZINに来た皇治です」と開口一番。

リングに立ちマイクパフォーマンスを繰り広げる皇治

　そして「RIZIN最高ですね。MMAも最高で、立ち技も負けてられへんなと改めて思いました。男の挑戦は、賛否両論あって良いと思います。全勝で上がってきてる天心くんをリスペクトしてます」と那須川の名を挙げる。

「こんな俺が、不可能と言われていることに挑戦して、この世の中を元気にしたいと思っています。天心くん、上がってきてよ、はよおいで」とリング上に呼び寄せる。那須川は困惑した様子だったが、解説席からリングに上がる

　すると皇治が「神童が上ってきたよ」とあおる。さらに「こんなボロボロの俺が年内中に、この神童を泣かせてやろうと思ってます」と語るとメイウェザーのお面を出し、「泣きそうになったらこれかぶり」と那須川に渡した。

メイウェザーのお面を持って「トリケラトプス拳」の那須川

　お面をマットに置いた那須川は「みなさん、お久しぶりです。こんな急に、いろんなことがあるんですね。僕と試合をしたいっていうことですか？　別にいいんですけど、相手になるのかな？って正直あるんで。皆さん盛り上がってくれるんでやってもいいのかなと。挑戦された以上、何も言わさずに倒してやろうかなと思ってます」と語ると会場から拍手が。

　すると皇治は「命をかけて全力で奪いに行きます。ありがとうございました」と観客に頭を下げ、リングを後にした。

　リングに残った那須川は「格闘技面白いですね。急にこんなことあるんだなって思いましたけど、初めて喧嘩を売られたというか、なかなか僕に挑発してくる選手はいなかったので、やっても良いかなと。みなさん見たいですか？」