2020/12/02（水）UP
（最終更新：2020/12/03 07:29）

山本美憂の写真を持つ浜崎朱加。大晦日にRIZIN女子スーパーアトム級王座をかけて対戦する

　12月31日（木）さいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.26』。その第2弾カード発表会見が2日、都内で行われ、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ「浜崎朱加vs山本美憂」の対戦カードが発表された。

　グアム滞在の山本美憂（46＝KRAZY BEE/SPIKE22）から届いたコメントでは「お久しぶりです。山本美憂です。世界中がコロナ禍で大変な時期に選手たちに輝ける場を提供して下さった榊原社長をはじめ、全てのRIZIN関係者の皆様のご尽力に先ずは心より感謝いたします。私個人としても再び大晦日にRIZINの舞台に立てることを嬉しく思っています」と喜び。

昨年の大晦日は大胆な赤いビキニ姿で計量をパスした山本。

「2016年に初めてMMAに挑戦して遠回りしたかもしれないですが、ようやくタイトルマッチまでたどり着くことができました。今回の浜崎選手との試合は、私のこれまでの集大成になると思います。よろしくお願いします」と、ベルトに賭ける意気込みを述べた。

　また、海外入国の山本はコロナ対策としての2週間の隔離待機が必要とされる為、今週末には来日。現在、RIZINは山本の入国の手続きを進めているという。

　対する浜崎朱加（38＝AACC）は「対戦する美憂選手は本当に昔から大好きな選手で、大晦日にベルトをかけて戦えるのは本当に嬉しく思っています。大晦日、最高の舞台で、最高の相手と、最高の作品を作れる様に頑張りますので、皆さん楽しみにしていて下さい」と意気込み。

　山本の過去4年間のMMA選手としての成長について尋ねられると「（山本と）一緒に練習したことがある。その時からフィジカルも強く、寝技に対する危機管理能力が優れている。試合の中で成長している選手だなと思う。今回も簡単に勝てる相手ではない。しっかり全力でぶつかっていきたいと思う」と警戒を緩めず、チャレンジャー精神でこの王座戦に挑む構えを見せた。

今年8月の前澤智と対戦し、アームロック一本勝ちを決めた浜崎

　レスリングで世界選手権3度優勝など輝かしい戦績を持つ山本は、16年9月にRIZIN初参戦。3連勝中だった19年10月の大阪大会では、当時のスーパーアトム級王者・浜崎朱加への次期挑戦者決定戦に挑むも、対戦相手ハム・ソヒ（韓国/前RIZINスーパーアトム級王者）にTKO負けを喫した。
　昨年大晦日大会では、タイの強豪アム・ザ・ロケットに完封勝利し再起を果たした。プライベートでは、今年5月にグアムを拠点とする総合格闘家のカイル・アグォン（31＝米国/SPIKE22）と婚約している。

　浜崎は15年に米Invicta FCでアトム級王者となって日本人初のMMA世界王者となり、RIZINでも18年末に初代スーパーアトム級王者に。同王座は昨年末ハム・ソヒに敗れて失ったが、今年8月の『RIZIN.22』でDEEP JEWELSアトム級王者の前澤智（リバーサルジム立川ALPHA）と対戦し、2R一本勝ちを収め、その強さに死角はない。

☆12.31 RIZIN 対戦カード、イベント情報はこちら

フォロー

●編集部オススメ

・【RIZIN】大晦日に浜崎朱加vs山本美憂のタイトル戦など、6カード追加決定「この5年間で最高のマッチメイク」（榊原代表）