2021/04/20（火）UP
（最終更新：2021/04/21 10:38）

5月に開幕予定の「バンタム級トーナメント」発表会見に出席した（左から）渡部修斗、朝倉海、RIZIN榊原代表、瀧澤謙太、今成正和

　5月23日（日）東京ドームで開催予定の『RIZIN.28』の券売スケジュールが再度調整となった。RIZIN事務局が本日20日に発表した。

　4月21日（水）のオフィシャルサイト先着先行や、4月29日（木・祝）からの一般発売は「調整中」となり、決定次第告知とされた。

　先月（3月）22日、緊急事態宣言が解除され、集客上限は屋内キャパの半数以内の最大5,000人から最大1万人へ緩和された。そして予定では4月19日からは上限1万人の上限が撤廃され、キャパの半数以内となる方向で東京ドーム開催への明るい兆しが見えていた。5万人キャパの東京ドームだと半数で2万5千人の集客だ。海外選手の入国の規制緩和にも期待した。そこで当初予定していた3月14日の東京ドーム大会を4月末ではなく、念のため5月下旬にまで延期した。

イベントが開催されず日中でも人がほとんどいない緊急事態宣言下の東京ドーム（今年1月20日撮影）

　しかし、緊急事態宣言解除後、再び陽性者が増加、変異ウイルスまでも発生し、4月12日より東京都の23区と6市に「まん延防止等重点措置」を発令。対象地域のイベント開催について参加人数を再び「最大5,000人」と制限した。大阪府には5月5日まで、東京都には5月11日までとなっていたが、ここにきて再び感染が拡大する東京と大阪に緊急事態宣言が発令される動きとなってきた。

　期間について大阪の吉村知事は本日の会見で3週間から1ヶ月を想定しているとした。早くても22日から来週の月曜に発令されるとの見方が強まっており、東京も同時発令される可能性がある。発令される日によっては、1ヶ月となると5.23東京ドームは緊急事態宣言下の開催となる可能性もある。

　そうなると「最大5,000人」で東京ドーム大会を開催することになり、当初3月に予定していた東京ドーム大会を、延期したときの状況と同じとなってしまう。まずはこの緊急事態宣言がどうなるか見守るしかない。

　なお5月30日（日）丸善インテックアリーナ大阪で開催の『RIZIN.29』の券売に関しては、券売スケジュール通り実施される。仮に緊急事態宣言中でもキャパは1万人だが、半数の上限最大5000人までは来場可能だ。

　先行先着は4月21日（水）12:00〜4月21日（水）18:00、一般発売は4月29日（木・祝）10:00〜となる。

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