2021/04/23（金）UP
（最終更新：2021/04/23 14:12）

ONEが戦慄の“グラウンド状態への顔面ヒザ蹴り”KO映像集を公開（ONE公式YouTubeチャンネル映像サムネイルより）

　米国TV放送局TNTと放送契約を果たし、今月4週連続での大会配信を実施し盛り上がりを見せるアジア最大級の格闘技団体ONE Championship（以下、ONE）。
　今月17日に公式YouTubeチャンネルで『GROUNDED KNEE Knockouts In ONE Championship』と題し、“グラウンド状態への顔面ヒザ蹴り”KO映像集を公開した。

　紹介された11試合の中から注目の映像を紹介すると、まず、今年4月8日に行われたONEフライ級世界タイトルマッチ、デメトリアス・ジョンソン（米国）vsアドリアーノ・モラエス（ブラジル）。

　王者モラエスのベルトに”史上最高のパウンド・フォー・パウンド”と称される元UFCフライ級王者のジョンソンが挑む戦い。下馬評では完全にジョンソン有利だったが、衝撃の現実が待っていた。
　モラエスのアッパーがジョンソンの顎をとらえ、崩れた落ちたジョンソンが起き上がってこようとしたところに、モラエスがジョンソンの顔面へ強烈なヒザ蹴り！　意識の飛んだジョンソンにパウンド連打したところでレフェリーが試合をストップした。

　ジョンソンが最強を誇ったUFCなどは、このグラウンド状態のおける相手の頭部へのヒザ攻撃は禁止されているため、絶対王者だったジョンソンが、危険度の高い技での初めてKO負けしたことに、世界のUFCファンたちに、大きな衝撃が走った。

　また、19年3月に行われた「マウロ・チリリ（イタリア）vsアライン・ンガラニ（香港）」戦では、立ち上がろうとするンガラニをチリリが万力のパワーで上から押さえ込み強烈なヒザ蹴りを頭部にヒット！110kgのヘビー級の体重が乗った破壊力あるヒザ攻撃をまともに頭頂部に受けたンガラニはすぐさま戦意喪失の状態に。初回2分30秒にレフリーが試合を止めた。

　そのほか、「ゼバスチャン・カデスタム（スウェーデン）vsタイラー・マグワイア（米国）」「ピーター・バウシュト（オランダ）vs下石康太（日本）」「ライニア・デ・リダー（オランダ）vsジルベルト・ガウヴァオン（ブラジル）」などの衝撃的な、“グラウンド状態への顔面ヒザ蹴り”KOシーンが収録されている。

▶︎次ページ（動画）は、衝撃の“グラウンド状態”への顔面ヒザ蹴りKO映像集