【ONE】若松佑弥が打撃の猛攻で完勝「僕がフライ級 日本人初王者になる!」
ONE Championship
『ONE on TNT III』
2021年4月22日(木・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼コーメインイベント(第4試合) フライ級 総合格闘技
●リース・マクラーレン(オーストラリア)
判定0-3
◯若松佑弥(日本)
若松は18年からONEに参戦。元UFCフライ級王者でONEフライ級GPを制したデメトリアス・ジョンソン(DJ)らに2連敗したが、19年8月に元ONEフライ級王者ユスターキオに右ストレートKO勝ちを収めた。DJ戦からは3連勝し、昨年の11月には1R KO勝利している。戦績は13勝4敗。
対するマクラーレンは、グラップリングを得意とする実力者。16年12月にはビビアーノ・フェルナンデスが保持するONEバンタム級王座に挑戦し、敗れはしたものの判定2-1の接戦を演じた。
18年には、DEEPフライ級王者・和田竜光のONEデビュー戦の相手を務め、和田から判定勝ちを収めている。グラップリングだけではなく、前戦である昨年10月ではボディへの強烈ヒザ蹴りで1R KO勝利も収めている。戦績は14勝7敗。
1R、若松はダイナミックなステップから、大振りの右、左と振るい攻め込む。マクラーレンのタックルを外し、離れ際に右ヒジを入れる若松。さらにタックルに入るマクラーレンに、若松が右外足で刈って倒す。
下から首を狙うマクラーレンに、若松はパウンド。更に右足を抜いて立ち上がる若松。
2R、マクラーレンはミドルを蹴っては踏み込みタックル。ヒザを蹴る若松だが、マクラーレンはさらに片足タックルでテイクダウン。バックを取るマクラーレンだが、若松は立ち上がり上からパンチを落とす。マクラーレンは立ち上がるも、若松は離れ際に右ヒジ。さらにワンツーを入れると、マクラーレンはニヤリと笑う。
効いた様子のマクラーレンが組みに行くが、若松がケージに詰める。テイクダウンしては首を狙うマクラーレンだが、若松は対処し立ち上がる。
3R、右カーフキックからワンツーをヒットさせる若松。若松がまたもカーフを入れると、サウスポーに入れ替えたマクーレンがタックル、若松は抜けると、さらにテイクダウンに来るマクラーレンに若松はヒザ。
体を入れ替えリング中央に戻った若松は左ハイをヒット。なおもテイクダウン仕掛けるマクラーレンに、若松は切ってはヒザをぶち込む。マットにヒザをついたマクラーレンにバックパウンドの若松。立ち上がるマクラーレンに、若松が左右の追撃でゴング。
判定は3−0で若松に。若松は試合後のマイクで「まず寝技がすごく成長したかな。練習でずっとやっていたんで勝負できた。今後自信にもなりました。トップランカー倒したんで、タイトルマッチやって(王者)アドリアーノ・モラエス倒して、僕が日本人のフライ級チャンピオンになります」とフライ級日本人初の王座を獲るとコメントした。
▶︎次ページは(動画)若松の打撃の猛攻、そしてタックルに回転エルボー
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