2021/05/12（水）UP
（最終更新：2021/05/12 20:54）

再起戦に挑む元ウェルター級王者の山際（左）と、4戦全勝4KOの新星・寧仁太が激突！

　6月25日（金）に後楽園ホールにて開催される『Krush.126』の対戦カードが、12日に都内にて発表された。
　元Krushウェルター級王者の山際和希（32=谷山ジム）が、4戦4勝（4KO）のパーフェクトレコードと勢いのある寧仁太・アリ（22=K-1ジム総本部チームペガサス）との再起戦に挑む。

　山際は昨年8月に近藤魁成を下し第7代Krushウェルター級王者に輝いたが、今年1月に加藤虎於奈（TEAM TOP ZEROS）に判定負けし、王座防衛に失敗した。今回はその再起戦となる。

近藤戦で右ミドルを放つ山際（右）

　対する寧仁太は急成長の新星。ガーナ人の父と日本人の母を持ち、サッカー選手を目指す少年時代を過ごした後にK-1ジム総本部へ入門し、K-1アマチュア優勝を経て19年8月にプロデビュー。
　今年3月の『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ～K’FESTA.4 Day.2～』に参戦し、海斗（ポゴナ・クラブジム）を3R KOで沈めた。ここまで4戦4勝（4KO）のパーフェクトレコードを誇る。

　山際は相手の印象を「寧仁太選手は手足が長くて、攻撃力が凄くあって、やり辛い選手だと思う。僕より年齢やキャリアが上の選手とやることはないので、若くて強い選手を倒すことが、今の自分のモチベーション。（前に戦った）加藤選手と近藤選手の時と同様に凄く燃えている」と、闘志を燃やした。

長い手足の圧倒的なリーチを活かし、飛びヒザ蹴りを放つ寧仁太（左）

　対する寧仁太は「山際選手は、経験値が凄いあるベテランの選手。パンチも蹴りもバランスよく何でもできる。若手の僕はアグレッシブさを活かして、相手の経験値を上回るような試合をしたいと思う」「自分は倒しに行くファイトスタイルなので、リングの上でそれをしっかりと出したい」と、意気込んだ。

　山際は再起戦に挑むにあたって「一回チャンピオンを取ったので、今後は誰もが認める、お客さんを沸かせるようなチャンピオンになりたい」と、王座奪還への再スタートであるとし、「今まで僕がやってたような、蹴ってポイント取って逃げ回るような試合はやらない。しっかり倒せるチャンピオンりたい」と、寧仁太との真っ向対決を匂わせる発言をした。

【対戦決定カード】

▼Krushフェザー級タイトルマッチ（3分3R・延長1R）
新美貴士（名古屋JKファクトリー／王者）
vs
岡嶋形徒（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST /挑戦者）

▼Krushウェルター級（3分3R・延長1R）
山際和希（谷山ジム）
vs
寧仁太・アリ（K-1ジム総本部チームペガサス）

▼Krushスーパー・ライト級（3分3R・延長1R）
小嶋瑠久（PURGE TOKYO）
vs
大野祐志郎（ALL-WIN team 華王州）

▼Krushフライ級（3分3R・延長1R）
萩原秀斗（K-1ジム総本部チームペガサス）
vs
山脇飛翼（(K-1ジム五反田チームレパード）

▼Krushフェザー級（3分3R・延長1R）
鷹大（WSRフェアテックス西川口）
vs
國枝悠太（二刃会）

▼Krush女子ミニマム級（3分3R・延長1R）
真美（Team ImmortaL）
vs
ケイト・ウィラサクレック（WSRフェアテックス三ノ輪）

▼Krushスーパー・フェザー級（3分3R・延長1R）
佐野純平（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
vs
目黒翔大（優弥道場）

▼Krushフライ級（3分3R）
大夢（WIZARDキックボクシングジム）
vs
麗斗（K-1ジム総本部チームペガサス）