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【K-1】“ムエタイ大魔神”ゴンナパーに挑む朝久泰央「朝久空手は、どんな相手でも戦える」=7.17福岡

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2021/05/18(火)UP

王者ゴンナパー(左)のベルトに朝久(右)が挑む

 7月17日(土)福岡国際センターで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』の対戦カード発表会見が、5月18日(火)都内にて行われた。

 K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチとして、王者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs挑戦者・朝久泰央(23=朝久道場)が行われる。

 ゴンナパーは、サウスポーから繰り出される強烈な蹴り技を武器に、KrushとK-1で2冠を達成。“ムエタイ大魔神”の愛称で数々の強豪勢からKOの山を積み上げてきた。昨年12月、林健太に勝利しK-1王座を戴冠すると、今年3月、スーパーファイトでラウェイ王者・南雲大輝をKOで退けた。今回が初防衛戦。

朝久のハイキックが王者(当時)林健太の顔面を捉える瞬間

 朝久は“朝久空手”と呼ばれる独自の空手をベースとし、昨年3月の『K’FESTA.3』では大会開催4日前に代打出場を打診され緊急参戦、現K-1ライト級王者・林健太を撃破した。9月にはK-1大阪大会で弘輝を逆転KO、12月にはタフネスファイター・蓮實光をKOし6連勝と好調だ。

 挑戦者の朝久は「夏でタイ人が一番強い季節。万全のチャンピオンを倒して、俺が一番強いと証明したいと思います」と燃える。王者・ゴンナパーは「確かに7月というのは自分にとって一番良い季節。問題ない」と全力で相手すると答える。

初防衛戦へ意気込みを語るゴンナパー

 朝久は、止まらない多彩な攻撃が特徴の”朝久空手”を得意とする。ゴンナパーは、特殊なスタイルの相手にも「自分のスタイルや良い所を崩さない、ということに力を入れる」と相手のスタイルに惑わされないとした。もっとも朝久のファイトスタイル自体については「どこに警戒するかはここでは言わないが、警戒しなくてはいけないと思っています。防御の部分では練習を強化しています」と、意識はしているようだ。

 朝久は、ゴンナパーの印象について「いつも練習を頑張っていて、試合の時のチャーミングな印象が素敵なチャンピオン」と好意的だ。もっとも朝久の練習時間は「一日8時間以上の練習をしてきている」と社会人のフルタイム勤務時間とほぼ同じという猛烈さだ。
 さらに朝久は「いつでも僕が一番強いという誇りを持って戦ってきたので、いつもと変わらないですけど、誰が何と言おうと俺が一番強い所を見せたい」と不動心ながら意気込みを見せる。

昨年12月、念願のK-1王者となったゴンナパー(中央)

 今回、前戦から7ヶ月という間隔が空いた朝久は「はっきり言って、やる相手がいない。少なくとも、日本人ではいなかったので、ゴンナパーが夏に一番強いと思っていたので、ゴンナパーがベストだと思っていた」と最強モードの王者と戦いたかったと語る。

 今回、空手とムエタイ対決になる朝久だが「朝久空手は、対ムエタイばかりでなく、どんな相手でも戦える。ストリートファイトでも、対MMAでも戦えます」とどんな戦場であっても対応可能だと言う。
 そんな朝久にゴンナパーは「自分は空手の練習もしたことがないので、何と言ってよいか分からないですが、K-1というキックボクシングのスタイルで戦うことには変わらない」と、こちらも気にはならないと言う。

お互いに笑顔を見せるゴンナパーと朝久

 最後に、会見中の朝久がゴンナパーからじっと視線をそらさず見つめていた理由について、ゴンナパーは「自分がちょっとカッコイイからですかね」と笑ってみせた。朝久も「かっこいいから見てました。見ててとても良い選手だと思いますね」と笑顔で返す。
 果たして朝久空手は、”ムエタイ大魔神”ゴンナパーに通用するのか。

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