【K-1】王者・ゴンナパーが劣勢からの逆転KO勝利、ラウェイ王者・南雲をコーナーに沈める(動画あり)
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~』
2021年3月28日(日)東京・日本武道館
▼第14試合 スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
KO 2R2分31秒 ※左ストレート
●南雲大輝(八光流柔術総本部)
ゴンナパーは、サウスポーから繰り出される強烈な蹴り技を武器に、KrushとK-1で2冠を達成している。この対戦カード発表の前に、K-1の舞台での活躍を目指すことと、若い選手にタイトル獲得のチャンスを与えるという意味合いで、Krush王座を返上している。
対する南雲は、ミャンマーラウェイで日本人として、現地で初の王座を戴冠した後、K-1のリングに殴り込みをかけた。しかし、最近は堀井翼に反則負けを喫するなど思うような結果が出せていない。これまでは、金子大輝のリングネームで知られていたが、今回より”南雲大輝”に変更。さらに、所属をK-1ジム大宮から変えて、八光流柔術総本部としている。
1R、互いにサウポーに構える両者。ステップを踏みながら飛び込む南雲の左ストレートが良く伸びる。南雲は臆さず前に出て、ストレートから左ローも蹴り込んでゆく。ガードを固めたゴンナパーが得意のミドルを蹴るも、南雲は落ちついてスネでカット。
中盤、踏み込みで前に出る南雲がゴンナパーをコーナーに追い詰めると、右ストレート、さらにフェイントからの右フック。これがクリーンヒットし、ゴンナパーがヒザを落とす。ロープに助けられた形になり、ダウンは免れるゴンナパー。会場がどよめく。
顔つきの変わったゴンナパーが、前に出て左ミドル、ハイを蹴り込むも、南雲もパンチからローキックをしつこく返す。
2R、前に出てはローを蹴りこむ南雲。変わらずポーカーフェイスで伸びるストレートを打ち込む南雲に、ゴンナパーはペースを掴みづらそうだ。
それでもゴンナパーが重そうな左右フックからの右アッパーを繰り出すと、南雲にヒット。勢いづいたゴンナパーが前に出ながらの右ボディを入れると、モロに入り、南雲の動きが止まる。そこへゴンナパーが追撃の強烈な左ストレートを入れると、南雲が崩れ落ち、コーナーに座り込む。
ダウンカウント8で立ち上がった南雲だが、ファイティングポーズを取れず、レフリーが試合をストップ。その後南雲は再び座り込み、自力で立つことが出来ない。ゴンナパーが1Rの劣勢から、王者の攻撃力を見せつけKO勝利した。
▼この試合の動画
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