2021/05/31（月）UP
（最終更新：2021/05/31 16:42）

17年にGLORY参戦もKO負けしたシウバ

　皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルを倒した男として人気のMMA選手アントニオ・シウバ（41=ブラジル）が4年ぶりにMMA復帰することがわかった。

　シウバは6月13日にセルビアで開催される総合格闘技イベント『Megdan Fighting 9』のヘビー級マッチでクエンティン・ドミノゴス（ポルトガル）と対戦する。

『Megdan Fighting 9』でクエンティン・ドミノゴス（右）と対戦するシウバ（左）@megdan.fightingより

　シウバは“ビッグフット”の異名を持つ身長193cm、体重119kgの巨漢ファイター。世界最高峰のMMA（総合格闘技）団体『UFC』で活躍。松濤館流空手とブラジリアン柔術をバックボーンとし、エメリヤーエンコ・ヒョードルやアリスター・オーフレイムにKO勝ちしたこともある強打の持ち主で、日本のHERO’Sや戦極にも参戦し活躍した。しかし、2014年から連敗が続き17年6月まで1勝7敗と低迷し、ここ数年もキックボクシングや素手ボクシングの大会に出場するも全てKO負けしている。MMA戦績は19勝12敗。

　シウバは28日のブラジル格闘技メディア『AG FIGHT』の取材で「2014年から公私共に人生が下り坂になった。しかし、今、私はやる気に満ちている。格闘技を愛している。大切なことはここから這い上がることだ」と、復活に意欲を見せた。

　対するドミンゴスは身長190cm、115kgと、シウバと同体格の巨漢ファイター。欧州最大MMA団体のKSWにも参戦経験があり、MMA戦績は4勝2敗だ。

　果たして、“ビッグフット”シウバはかつての輝きを取り戻すことはできるのか。

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