2021/06/06（日）UP
（最終更新：2021/06/06 09:19）

フェイスオフで静かに火花を散らすRIZIN参戦ホーゼンストライク（左）とブラジル日系サカイ（右）（©Getty Images／UFC）

　本日6月6日（日・日本時間）に米ネバダ州ラスベガスで開催される『UFC Fight Night Las Vegas 28』の前日計量が5日に実施された。

　メインのヘビー級ワンマッチで対戦する、同級6位のジャルジーニョ・ホーゼンストライク（33=スリナム）は、254ポンド(約115.21kg)で、同級9位のアウグスト・サカイ（30=ブラジル）は255.5ポンド(約115.89kg)で共にパスした。

▶︎【動画】この二人がフェイスオフで激しい火花

計量でマッスルポーズのホーゼンストライク（©Getty Images／UFC）

　フェイスオフでは、身長が高いサカイが左足を前に踏み出し軽く圧力をかけたが、ホーゼンストライクは微動だにせず。トラッシュトークこそはなかったが、関係者が間に割って入っても、お互いその場から離れず、静かに火花を散らした。

　ホーゼンストライクはプロキック85戦76勝（64KO）の豪腕ストライカー。12年に総合格闘技（MMA）に転向し、18年にRIZINでアンドレイ・コヴァレフに勝利。19年にUFCデビューし、アンドレイ・アルロフスキー、アリスター・オーフレイムら強豪勢にKO勝利したが、昨年5月にフランシス・ガヌーにKOで敗れ自身初の黒星。同年8月にジュニオール・ドス・サントスをTKOで下したが、今年2月にシリル・ガーヌに判定負けを喫した。MMA戦績は11勝2敗。

アリスター戦TKO負けを払拭したいサカイ（©Getty Images／UFC）

　対するサカイはブラジル・クリチバ出身の日系ブラジル人で、ベラトールで活躍の後2018年からUFCに参戦した。
　19年4月に元UFCヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーを破るなど、タイトル挑戦が見えていたが、昨年9月にアリスター・オーフレイムにTKO負けし、連勝が6でストップ。今回が再起戦となる。MMA戦績は15勝2敗1分。

　お互い再起戦となる両者、今後のタイトル挑戦を考えると落とせない一戦だ。

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