2021/06/04（金）UP
（最終更新：2021/06/04 21:16）

倒れたオレイニクを追撃するハリス（左）！6.6ラスベガス参戦選手のベストフィニッシュ映像公開（UFC公式YouTube映像サムネイルより）

　6月6日（日・日本時間）に米ネバダ州ラスベガスで開催される『UFC Fight Night Las Vegas 28』に先立ち、出場選手の過去のベストフィニッシュシーンを紹介する『Best Finishes From UFC Vegas 28 Fighters』が公開された。

　中でも、セミメインのヘビー級ワンマッチに出場するウォルト・ハリス（37=米国）のKOシーンは圧巻。身長196cm・体重113kg以上を誇る巨漢ハリスが19年7月にアレクセイ・オレイニク（ロシア）と対戦した映像だ。

　試合開始すぐにパンチ交差の中、ハリスがヘビー級らしからぬ、驚きの二段飛びヒザ蹴り！脇腹あたりに被弾し動きの止まったオレイニクに、続けて強烈な左ストレートを見舞った。ハリスは前のめりに倒れたオレイニクに追撃するがレフリーが制止。わずか12秒の秒殺KO劇となった。

　ハリスは大学時代、バスケットボールのNCAAディビジョン1で活躍。NBAのトライアウトに招待を受けるほどの実力があったというから、フィニッシュの起点となったこの跳び膝蹴りが出てきたのかもしれない。

　この勝利で3連勝を飾ったハリスは昨年、2連続KO負けと落ち込んでいるが、今回の対戦相手は元M-1 Globalヘビー級王者マルチン・ティブラ（35=ポーランド）。ティブラは現在4連勝と波に乗っており、ハリスにとって厄介な相手だが、3連敗は何としても食い止めたいところだろう。果たしてハリスの復活はあるのか。

▶︎次ページ（動画）は、113kg巨漢ハリスが二段飛びヒザ蹴り＆強烈ストレート！驚きの12秒殺KOシーン