2021/06/26（土）UP
（最終更新：2021/06/26 13:53）

計量を何とかパスした皇治（左）は軽くマッスルポーズ、梅野は力強くマッスルポーズを決める

　6月27日（日）に開催される『RIZIN.29』（丸善インテックアリーナ大阪）の前日計量が本日26日に行われ、キックボクシング（-61.0kg）ワンナイトトーナメント1回戦に出場する皇治（32＝TEAM ONE）は体重計に乗ると61.05kgと何と50グラムオーバー。「この体重計おかしいんちゃうか？」と言いながら自身のネックレスを外してもパスならず。幕を張りパンツを脱いで計量すると61.0kgジャストでパスした。

▶︎【写真】タオルで幕を貼り、ギリギリの計量をする皇治ほか、全７点

皇治はパンツを脱ぎ計量パス、あわや体重オーバーとなるところだった

　皇治は「パンツ重いっすね。BODYMAKERに言ってもっと軽いパンツにしてもらわないと」と冗談を言うがあわや1度目は計量オーバーとなるところだった。これまで最も練習したという皇治、その肉体を軽いマッスルポーズで見せ会場を後にした。

　対する梅野源治（32=PHOENIX）は60.95kgで計量を一発パス。鍛え上げたバキバキの筋肉を見せマッスルポーズを決めた。

　日本ムエタイ界の至宝と言われる梅野は元ラジャダムナンスタジアムライト級王者。ムエタイとキックのルールの違いからキックのジムに出稽古に行き、この試合に備えた。
　対する皇治も今年に入り、多くのキックとムエタイ王者を育てるムエタイのウェラサクレックジムに通いムエタイを学びんだ。梅野との対戦に生きるだろう。
　これまで最も練習したと語る皇治。昨日の会見では、皇治は「死ぬ気でベルトを獲りに行く」と意気込んだのに対し、梅野は「何もさせない」と完封を予告。果たして明日の一戦、どのような結果が待っているのか。

　なお、このトーナメントに出場する、白鳥大珠vs髙橋亮も無事計量をパスした。

♢選手データ
・皇治（32＝TEAM ONE）身長：173cm、体重：60kg、構え：右、戦績：45戦28勝（10KO）15敗2分、主なタイトル：元TRIBELATEスーパーフェザー級王者/元HEATキックルールライト級王者/元ISKA K-1ルール世界ライト級王者

・梅野源治（32＝PHOENIX）身長：180cm、体重：61.2kg、構え：右、戦績：65戦49勝（21KO）13敗3分、主なタイトル：元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者/元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者/元WPMF世界スーパーフェザー級王者ほか

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