2021/07/07（水）UP
（最終更新：2021/07/07 17:20）

左から6月にRIZINライト級王者となったサトシ、シバター、クレベル

　YouTuberで格闘家のシバターが昨夜6日、自身のYouTubeをアップ、神奈川県座間市にあるアラバンカ柔術アカデミーに乱入しクレベル・コイケと対戦した。
　クレベルがYouTubeを開始することについて、格闘家でYouTubeを始める場合はシバターに許可を取ってからが筋と、先月16日のYouTubeで訴えていたシバター。さらに「俺、柔術知ってるから三角絞めの対策をよく知っている。俺には極まらない」とも豪語。それにクレベルはTwitter で反応「来いよ！戦う準備はできている」と応えていた。

【動画】シバターがクレベルの三角絞めにバスター仕掛ける、サトシがシバターと対戦後にタイトル戦合意の握手

　シバターは今回のYouTubeで「クレベルがここに来るという情報を押さえた。クレベルに対戦を直訴して今日、その瞬間にやってやろうかなと。クレベルと朝倉未来の試合を何度も見たけど、未来が三角絞めの対処がまるで出来ていない」とも言い放った。

　この日、静岡のボンサイ柔術からアラバンカ柔術アカデミーに招かれ、子供たちの前で柔術のデモンストレーションを行なっていたクレベルとRIZINライト級王者となったホベルト・サトシ・ソウザ、そしてサトシの兄のマルコス・ヨシオ・ソウザの３人。デモンストレーションが終わると突然シバターが乱入、「おい、クレベル・コイケ、YouTube見たぞ！ YouTube始める時は、このシバターの許可がいるんだよ！まずはシバターと戦ってか　らYouTubeを始めるんだよ」と語る。
　それに「やってやるよ！」と応えるクレベル。シバターは「MMAルールだ、俺重いぜ！95kgあるから」と言うとアラバンカ柔術アカデミー山田重孝代表が割って入り「ダメだ、ここは柔術の道場だから道衣を着るなら大丈夫だけど」と告げられると、シバターは不服そうな態度も道衣着用を了承する。

　そしてオープンフィンガーグローブを着用し試合開始。パンチを放つシバターにクレベルは右フックを返し、シバターの顔をかすめると、クレベルはすぐにタックルでテイクダウンを奪い、

クレベルの三角絞め状態から持ち上げ、バスターを仕掛けようとするシバター（シバターYouTubeより）

立とうとするシバターをギロチンチョーク、そこから引き込んで下から足をシバターの首に絡め三角絞めの体制へ。するとパワーで持ち上げるシバター。そのままバスターで叩き落とそうとすると「バスターは禁止！」とレフェリーの山田代表。実はバスターが作戦だったシバターはそのまま下に崩れクレベルの三角絞めにタップした。

　シバターは「試合だったらバスターしていた。禁止だと言われ躊躇してバスターをしなかった。落としたら受け身取れないし決まってたよ。今回は俺の優しさで子供たちの前でバスターで葬るのも可哀想だと思った」と強気な敗戦理由を口にした。

　クレベルのチャンネルではシバターが続けてサトシ・ソウザや、ヨシオ・ソウザとも対戦する映像が紹介され共に一本負けを喫していたシバター。そして「３人と道衣無しなら勝てる」とシバターは豪語。すると「道衣なしでも勝てないよ」とクレベル。それでも勝てると言うシバターにサトシは「RIZINでも３人でもタイトルマッチでも受けて立つ」と言うと「本当だな！RIZINでベルトをかけてやろうな」とサトシに手を差し出し、約束の握手を交わした。果たしてRIZIN側はこのタイトルマッチを認めるのか。

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