ジェイク・ポールvs.元UFC王者ウッドリーの前日計量は乱闘寸前の大騒ぎ！ジェイクまたも“帽子強奪”作戦へ

2021/08/29（日）UP
（最終更新：2021/08/30 11:49）

　いよいよ明日30日に（現地時間29日）オハイオ州・クリーブランドにて行われる世界的人気のYouTuberジェイク・ポール（24=米国）vs.元UFC世界ウェルター級王者タイロン・ウッドリー（39=米国）のボクシング戦に向け、前日計量が行われた。

【動画】ジェイクとウッドリー、両軍入り乱れての乱闘寸前の大騒ぎ

　190ポンド(86.18kg)契約マッチで行われるが、ジェイクはリミットの190ポンド、ウッドリーは189.5ポンド(85.95kg)で共にパスした。ウッドリーは計量台に挙がると、完璧に仕上がった筋骨隆々の身体でマッスルポーズ。一方のジェイクは被っていたキャップを観客席に投げるファンサービス。マッスルポーズの後に、首狩りポーズを決めた。

　フェイスオフでは、先に立つウッドリーに飛び込むように近づくジェイク。会場で流れるヒップホップ音楽にリズムを取るウッドリーはジェイクと目を合わせず、一方のジェイクは額を擦りつけながらウッドリーを上から睨みつける。両者が並びマッスルポーズをとるが、身体のキレはウッドリーの方が上だ。

　司会者がそれぞれに意気込みを尋ねると、ウッドリーは「全てを終わらせてやる。全ての面において私が上だということを見せつけてやる。ヤツはビビって震え上がるだろう。ヤツが経験したことのないほどの痛みを与える。ママを侮辱した報いだ」と、前日の会見でジェイク陣営がウッドリーの母親の悪口を言ったこと引き合いに出し、宣戦布告。

　一方のジェイクはフライドチキンを持って登場し「これは自分の勝負メシ、タイロンはチキン（臆病者の意味）だから、これを食べる」と余裕の笑み。
　続けて「フェイスオフで何をウッドリーに言ったのか？」と尋ねられると「‘お前は既に死んでいる’と言ってやったんだ」と返答。すると突如ウッドリーがジェイクに接近。激怒したジェイクがウッドリーの被っていたキャップを奪おうと頭に手をかけるがウッドリーがそれをさせず、両陣営が割って入る乱闘の騒ぎに発展した。

　前日の公開会見に引き続きここでも複数の警察官が入る乱闘騒ぎ、場内は一時騒然。ジェイクは今年6月、兄ローガンがフロイド・メイウェザーと試合を行った際、その公開記者会見で、メイウェザーの被っていた帽子を奪い、メイウェザーを激怒させたことがあったが、今回の“帽子強奪”は失敗に終わった。

　世界中が注目する世界的人気のYouTuberと元UFC世界王者のボクシングマッチ。果たして勝者はどちらに。

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